菜食文化が進んだ欧米諸国でメジャーになりつつある植物性原料で作る代替肉「プラントベースミート」が、日本でも身近に。低脂質、低カロリー、長期保存ができる、環境や食糧問題に取り組めるなど、さまざまなメリットが挙げられますが、味と品質はどうなの? 〔ミモレ編集室〕のayacoさんがおすすめ2商品を食べ比べました。

 

今回試すのはこの2つ!
大豆に圧をかけて加熱し、高温乾燥!
ダイズラボ「大豆のお肉スライス 乾燥タイプ」

 

国産大豆100%の豆腐が原材料の冷凍タイプ
TOFU MEAT「オリジナル・ノンシュガー・プレーン」

 


〔ミモレ編集室〕私が試してみました!

ayacoさん

コロナ罹患を機に体調管理のため普段から野菜中心の食生活を心がけています。なるべく「旬のものを食べる」など、季節や自然と足並みを揃えた生活に憧れつつもビールはやめられない……。畑仕事にもチャレンジしてみたい!



 お試し品1 
こま切れ肉のような形状で、ドライだから保存がきく!
ダイズラボ「大豆のお肉スライス 乾燥タイプ」

丸大豆を原材料にして作られた、マルコメの大豆のお肉シリーズ。スライスのほか、ブロックやミンチも。乾燥タイプ以外に、レトルトタイプや味付きタイプもあります。ダイズラボ 大豆のお肉スライス 乾燥タイプ 1袋90g入り¥430(編集部調べ)/マルコメ


 ayaco's Report 
腹持ちが良く、中華やスパイシーな料理に合います!


一昨年のコロナ罹患後、軽度の後遺症(と思われる)が発症! また昔完治したアトピーも再発したりと体調の変化が重なり、これを機に毎日の食事を見直しています。野菜を中心とした蒸し炒めの料理で腸を温めることと、アトピーの治療でお肉を減らしてます。

今回のお試しでは、まずは、ダイズラボの大豆のお肉から。
乾燥タイプは12ヶ月と長期保存が可能な点がとても助かります! チャック式で必要な分量だけ使用できるのも魅力。味はかなり大豆っぽさを感じます。油揚げの油抜きのようなイメージ。また湯戻し(レンジでも可)が必要ですが、水気を絞るのが熱くて大変。大豆の風味が強いため、味の濃い料理に使うのがオススメです。

肉厚のコーンフレークみたいな感じ

全部で3品ほど作ってみました! まずは「大豆のお肉とたたきれんこんの甘辛炒め」。レンジで湯戻しして水気を絞ったら、あとは炒めるだけ。れんこんのシャキシャキ食感との対比がいい感じです。炒め物でも、あまりカロリーを気にせずに食べられるのがいいですね! ただ調理中は、少々大豆のにおいが気になります。

レンジで湯戻し→絞ったあと
フライパンで炒め、れんこんを加えて味付けし、でき上がり!
 

「そのまま煮ておいしいカレー」は湯戻しなしで、材料を入れて煮込むだけなので超簡単! またスパイスで気になる大豆のにおいや味も抑えられてgood!

 

「大豆のお肉の青椒肉絲」は湯戻しが必要ですが、中華系の味付けがぴったりです! おいしい!!

1袋で2人前3食分くらい作れて約¥400なので、大変コスパは良いと感じます。湯戻しでさらに量も増えますし。常温での長期保存も可能で、ストックしておくと困った時の救世主になってくれそう!

 
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