いつも使っているはずの日本語なのに、この漢字はなんと読むのだろうかと疑問に感じることはありませんか? 今回は「読みにくい漢字」についての調査を紹介します。

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文化庁が令和2年におこなった調査によると、平成22年に常用漢字表改定で追加された漢字の中で、「読みにくいので振り仮名を付けるのが望ましい」と回答した人が55%を上回ったものが3つありました。それがこれらの漢字です。
 

「語彙・錦秋・憧憬」の読み方は難しい?

28個の常用漢字についての質問のなかで、唯一「読みにくいので、振り仮名を付けるのが望ましい」と答えた人が60%を超えていたのは「語彙」でした。55%台だったのは、「錦秋」「憧憬」です。

「語彙」は、「語彙力」などとして比較的使われる言葉のような気がするので、この漢字が1位だったことにはとても驚きました。「錦秋」や「憧憬」は日常会話にはあまり出てこないように思うので、納得の結果です。
 

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