顔の老けみえが加速した40代や50代に使ってほしいのがコンシーラー。シミを目立たなくさせるだけではなく、クマ、ほうれい線、口角横のゴルゴラインなどを、自然に目立たなくしてくれるんです。今回はおすすめのコンシーラーとその使い方を紹介します。 

イラスト:Shutterstock

まずはこちらのイラストをみてください。目鼻立ちは変わっていないのに、輪郭とシワ(たるみ)があるだけで一気に老け見えが加速していると思いませんか。若い頃は目や口のパーツを魅力的にみせるかのメイクをしていましたが、ミドル世代からはいくらデカ目にしたところで肌がもたついているとアンバランスになってしまいます。そこで、今こそ手に入れたいのが優秀コンシーラーです!


効果的な色の使い分けは?

 

こちらのコンシーラーのざっくりとした用途は

A:グロウニュアンス
目元、鼻筋などにツヤをプラス

B:コントロールカラー(オレンジベージュ)
クマやくすみをカバー

C:コントロールカラー(ライトベージュ)
オールマイティに使えるカラー

D:コントロールカラー(ベージュ)
シミやニキビあとなど部分的な悩みをカバー

 


アラフィフはコンシーラーを
パーツのたるんだ箇所に入れる!


若い頃にくらべて明らかにたるんだ箇所は目尻、目のくま、ほうれい線、口角横(ゴルゴライン)です。まさにその部分にコンシーラーを仕込みます。

 Before 

トーンアップ効果がある日焼け止めを下地として塗っただけ。50歳になりあきらかに目や鼻、リップラインが下がってきました。
 

濃くて目立ったら嫌だなぁという思いから、コンシーラーパレットの中でもオールマイティに使える左下のカラーをセレクト。

 

クマ部分に三角に、小鼻横と口角横にも仕込みます。コンシーラをつけた箇所がまさに私のエイジングライン。

 

中指やスポンジでポンポンとなじませてください。

 

たるみがある部分にコンシーラーをつけてみました。ファンデーションは塗っていないのにいい感じです!

頬に肝斑のような大きなシミもあるのでそこにもコンシーラーをつけて馴染ませます。

コスメデコルテのコンシーラーにはツヤがでるニュアンスカラー(パレット左上)があるので、それを鼻筋と鼻の上とあご先にもちょんちょんとつけます。フェイスパウダーやアイシャドウパレットのツヤがでるグロウカラーで代用できます。

これはアイシャドウパレットですが、例えば①のようなパールが入ったピンクを鼻筋と鼻の上にいれるだけで変わります。


 After 

 

コンシーラーで仕上げた肌に、フェイスパウダーとチークをつけて完成しました! 気になっていたシミやほうれい線もかなり目立たなくなっています(今回の顔写真はすべて加工アプリなどの画像補正機能はまったく使用していません)。

 Before 

 After 

ファンデですべて解決できるのは30代まで。年齢を重ねた肌には、下地やコンシーラーの仕込みとフェイスパウダーの仕上げが必須になってきます。

ミドル世代のたるみ顔に、コンシーラーをぜひチェックしてみてください!


撮影・文/國見 香
 


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