正直に告白します。
30代前半くらいまで、クレンジングはテキトーでした。

新人時代から、美容の専門家や諸先輩方に「落とすケアこそ大事」と耳にタコができるほど聞いていたので、頭ではよーくわかっていたんです。

でも、「クレンジングや洗顔は洗い流すものだから、そんなには肌に影響ないでしょ」とばかりに、比較的お手頃価格のものですませてきたんですよね……。洗顔で多少肌が乾燥したら「その分保湿すればいいでしょ」って。 

バカ〜!!!!!

過去の自分に大声でダメ出しをしたい!

「ある程度の年齢に達すると、一度失ってしまったもの(肌のうるおい)を後から補おうとすると、その何百倍もの手間と時間とコストが必要になるのよ〜!!!」
(あくまでも個人的感覚)

35歳を過ぎたあたりから、クレンジングや洗顔で“落とし”すぎると、あとからいくら化粧水や美容液などで補おうとしても、なかなか補いきれない、っていう感覚がでてきたんです。それはもう強烈に。

そのときにようやくわかりました。先輩方がおっしゃっていた「肌のことを考えたら、クレンジングはクリームかミルクがいいよ」の意味が。それまでの洗顔では、肌に本来必要なうるおいまで、オフしてしまっていたんですよね……。

ここで一気にシフトチェンジ。それまでのクレンジングオイルやW洗顔不要タイプから、クレンジングクリームやミルクを選ぶように。

仕事柄、いろいろなブランドのものを使いますが、個人的に気に入ってずっと愛用しているのはこちら。

ジュリークのリプレニッシングモイスト クレンジングローション。

使用量は6〜7プッシュくらい。1回に出る量が少なめなので、これで6プッシュ。

ローションという名前ですが、ご覧のとおり乳液状。巷では「美容液ミルククレンジング」とも呼ばれているそうなんですが、まさに。

とってもやわらかくてなめらかなテクスチャーで、肌にのばすとするする〜っと軽やかにとてもよく指がすべるんです。クレンジングをしている最中に、肌表面を変にひっぱってしまうようなことがありません。

勝手に指が肌の上を滑っていく? っていうくらい軽やかで肌に負担がかかりません。

香りも抜群! オーガニックブランドのジュリークらしい、ローズとラベンダーの優しい香りをふんわりと感じ、メイクオフしながら肌も心も癒やされます。クレンジングが面倒などころか、ずっとクルクル〜っとしていたいくらい。

そして何よりも、使用後の肌が乾燥しないんですよね。極度の乾燥肌なので、これがいちばん嬉しい。ふくふく、やわらかでもっちりした感じになるんです。その分すっきりさっぱり感が物足りないという意見もあるようですが、いやこれむしろ、肌に必要な油分がちゃんと自分の肌にとどまっているってことじゃない? と実感しています。

いつもは両手でティッシュを押さえていますが、撮影しながらなので片手バージョン。

公式によると、使用後は湿らせたコットンでオフするか洗い流し、とのことですが、私は乾いたティッシュでオフしてから洗い流すことが多いです。最初から水で洗い流そうとすると意外と時間がかかるし、すすぎ残しがあったりしがちなので、あらかじめティッシュオフしておくのはおすすめ。

やり方は簡単。半分に折ったティッシュを肌の上から当てて、そのままティッシュにクレンジングを染みこませるように手のひら全体でプッシュして、ぺろんとはがすだけ。ティッシュでゴシゴシ、は肌に負担になるのでNGですよ〜。

 

これだけで、ティッシュにファンデーションが移っているのがよくわかります。小鼻の脇や目頭のくぼみのところなどは、指先でプッシュするようにするとクレンジングが肌に残りにくいです。ティッシュオフのあとは、水で洗い流しをお忘れなく。


ポイントメイクは先週ご紹介した、ラ ロッシュ ポゼのレスペクティッシム ポイントメイクアップ リムーバー(名前が難しい……笑)でオフしておけば、ベースメイクはコレ一本でほぼOK。ちなみにファンデはリキッド派。


そろそろなくなりそうなので、近々買いに行かなければ!
 


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