赤田×峰子は、椿×純恋になりかねない?
 

赤田は、峰子のことが好きだからたくさんの我慢をしているんだと思います。言いたいことがあっても、波風を立てたくないからグッと堪える。ゆくえのことだって、できることなら失いたくなかったはず。峰子の前ではいつも作り笑顔……というか、自分に言い聞かせるように笑っている赤田を見たとき、春木椿(松下洸平)と小岩井純恋(臼田あさ美)の関係みたいだなぁと思いました。

春木は純恋に婚約破棄されたあと、「純恋には嫌われない配慮をずっとしてて好かれる努力をできなかった」と謝罪をしていました。これって、むずかしいですよね。好きだから、嫌われたくない。好きだから、嫌な自分を見せたくない。でも、そうしているうちに、本当の自分が分からなくなってしまったり、相手に「本心でぶつかってきてくれない」と寂しさを感じさせてしまう可能性もある。

赤田×峰子も、椿×純恋のようになってしまうのでは? と不安が募ります。さらに、11月16日放送の第6話では、ゆくえにとっての“部室”みたいな場所である椿家に、なんと赤田が現れるようです。ゆくえは赤田のことを忘れようと頑張っていたのに。それで、ようやく自分らしくいられる居場所を手にいれることができたのに……とモヤっとしてしまいますが、物語がどう展開していくのか気になります。


最後に、1点。ゆくえ×佐藤紅葉(神尾楓珠)、椿×深雪夜々(今田美桜)に恋のフラグが立っているけれど、『いちばんすきな花』の4人には、友達のままでいてほしい……。男女の友情ってありだよね! と思わせてくれる存在でいてほしいと願ってしまいます。

 

 

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