10年くらい前に路上で転倒して歯を折ってしまったのですが(運動神経のなさ・笑)、災い転じて福となったなあと思っているのが、そのとき駆け込んだ歯科医院との出会い。折れた歯をくっつけてくれた歯医者さんは、あとからわかってみれば予防にかなり力を入れているクリニックで、以来2ヵ月おきに歯石クリーニングと異常チェックをしてもらうかかりつけになりました。衛生士さんにご迷惑をおかけしないように、いつも口紅などは塗らずに伺うようにしているのですが、冬場は何も塗らない唇で外を歩くと、乾くこと乾くこと! 診察台で「あ」と口を開くだけで口角から出血しそうです。なにかないかなと見つけた新作リップクリームが非常に優秀でしたので、お助けコスメで紹介します。

 



唇だけにあらず! 鼻ティッシュとマスクで案外ドライぎみな「リップゾーン」ごとケア


リップクリームといえばスティック状の固めのものか、ワセリンのような軟膏状のものが多い印象ですが、こちらはそれよりは少しプルンとした水分たっぷりな形状。つけ心地はよさそうですが、ひょっとすると乾きから守れるのか不安になる方もいるかもしれません。しかし、「集中パック」のようにも使えると書いてあるように、独自の保水膜を形成する仕組みでうるおいを包み込んでくれるそう。

リップクリームなのにヒアルロン酸を配合しているそうで、うるおいを守る膜を形成する仕組みで乾燥をシャットアウト。ヒアルロン酸ならではのしっとり感で、粉吹きや皮ムケなどなめらかではないお肌にもピタッとフィットしてくれそうです。
そして、口周りの肌=「リップゾーン」に塗れるというこちら。メンソール系成分が入っていない、ごく穏やかなフローラルの香りで、実際肌に塗った時がまことに快適。鼻水が止まらなくてティッシュで荒れてしまったような鼻下や、マスクの摩擦で意外と粉吹きがちな下唇の周りのカサつきをピタッと整えます。
上:使用前、下:使用後。ここまで整っていると、上から口紅を塗るにしても仕上がりが全然違うでしょうね〜。

リップクリームとして気軽に使えるサイズ感とお値段ながら、商品名のところに〈口もと美容液〉とあるようにしっかり効き目が感じられそうな頼もしさ。目に映る景色も木々も乾いている冬、ただうるおっているだけでいきいきと顔色よくフレッシュに見えるはず。よろしければお試しになってみてください。


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