いやー、さぶい。もうすでに、かなりさぶい。でも! このところ東京はお天気がいいのが何よりです。冬の空は青くて、そのことはとても幸せ。寒いとついつい下を見てしまうので、ときどき遠い目で(白目にご注意)、空の青さを見て現実逃避しちょります。

今日は配色の話をしたいと思います。私のワードローブは、ネイビーとグレーが2トップ。あとはデニムのインディゴや、ミリタリージャケットのカーキ、差し色的に使うミルクティーベージュ。そこに、ときどき無性に着たくなるフューシャピンクやボルドー、エスニック系プリントが投入される、といった感じです。これは、トレンドがどんなに動こうとも、ここ何年も変わらぬ傾向。

ところが今年、このシクラスのライトグレーコートを買って、少しワードローブの組み合わせ方が変わってきました。

大人の贅沢! 冬の淡色コーデ_img0
コートは展示会で一目ぼれし、入荷連絡をしていただいて必死に購入。(すでに完売のようですみません!)コート/シクラス ニット/デミリー デニム/ハウスコミューン バッグ/J&M デヴィッドソン パンプス/ピエール アルディ

珍しくライトグレーのコートを購入した今シーズン。このコートを着ると、明るく美しいグレーの色に引っ張られ、無性に淡いカラートーンでまとめたくなるのです。今まではアウターが明るい色なら、インナーは上下とも、例えばネイビーのニットに黒のスキニーとか、ダークカラーでまとめていたように思います。ところが今シーズンは上の画像のように、ワードローブの中から淡く明るい色を引っ張り出して組み合わせることが多いのです。

そんなスタイリングで街に出てみると、世の中はダークトーンを着ている方が多いので、寒空の下、自分がすごく軽やかな装いをしているような気分に。たとえ、実は、ニットの下にオババ肌着を着ていたとしても! (あくまでも一例でございます)

やっぱり色の効果って絶大だわ~。ビタミンカラーやきれい色を取り入れた日も、自分もおのずとエネルギー値が上がる気がするし、会う方に褒めてもらえたりもして、気分上々になりますよね。ただ、あの手の色を着る日って、自分もいつもより少しエネルギーが必要で、しかもそれ相応のメイクをしないと(もちろん最低限のハナシです。スッピンではない、くらいの・・・)ハッピーカラーと釣り合わない。

しかし、こういう淡くて控えめな色の組み合わせだと、そこまで気合いは必要なく、でも上品で軽やかな印象が手に入るように思います。

とはいっても!! 特に私のような中年色白タイプの場合、やはりある程度は血色を感じさせるメイクをしないと、顔まで含めた全身が“薄らトーン”になってしまいがち。ぼやーっと、生活に疲れた感じ、というか。どこかにメイクポイントは作ったほうがよさそうですね! 今日の場合、リップを深みのあるボルドーにすればよかった・・・、と自分の画像を見て反省しております。