「お助けコスメ」連載、年末の総集編として“私的ベストコスメ”を発表したいと思います。ご紹介したいアイテムはたくさんたくさんあるのですが、今年発売になったもの中心に、使う頻度がもっとも高かったアイテムを厳選してピックアップいたします! まずはメイクから。

一気に華やか顔になれるリップ


THREEでフチどり、DIORでマットに、RMKでグロッシーに!

ベストコスメ2017【1番よく使ったメイクアイテム】  byバタやん_img0
(左から)
RMK(アールエムケー) カラーリップグロス(07 レッド フラッシュ) ¥2200 このシリーズ大好き! 斜め型チップも使いやすく、シアバターやローズヒップなど潤い成分もたっぷりです。複数色リピート使いしています。
ディオール ルージュ ディオール リキッド (#999 マット)¥4200/パルファン・クリスチャン・ディオール ジャポン 塗ると少しひやっとする独特の感触。マットなのになめらか。ラスティング力も発色も抜群です。
THREE(スリー) アンプリファイドスペクトラムリップクレヨン(03 ALL IS LOVE・限定)¥3000 輪郭が正確にとれて柔らかい。03は絶対褒められるお洒落色!

イベントや夜のパーティなど「きちんとこのためにメイクしてきました感」を演出するにはリップがてっとり早く効果的! 赤リップほど朱色すぎない少し青みのある赤なら、どぎつくなく小洒落た印象に。途中であまり化粧直しできない日も、THREEのクレヨンタイプをベースに色を仕込んでから、マットに仕上げたい時はディオール、ツヤっと仕上げたい時はRMKのグロスを重ねておけば、長時間発色をキープできます。

なにはなくともチークだけは


キッカのクリームチークで1日中表情いきいき

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CHICCA(キッカ)チークルージュタップ ¥3800(限定品 #EX01 ピーチアドベンチャー) 写真はリップにも使えるマルチタイプ、ポーチに入れて持ち歩きに使っています。肌馴染みのいいオレンジ味のあるピーチカラー。キッカ名品のクリームタイプのチーク、フローレスグロウ フラッシュブラッシュの#04 ラズベリーも愛用しています。こちらはやや青みがあって洒落た印象に。

リキッドファンデーションの後にキッカのクリームチークをポンポンとのせ、お粉→パウダーチークとのせておけば、夕方の“全落ち”が防げます。時間のない朝(ざっくりいうと寝坊した朝)、最小限のメイク、なにをとるかと聞かれたら、このチークだけのせていきます!

弱ったまつ毛を助けるマスカラ


マスカラのエキスパート・ヘレナの進化はここまで

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ヘレナ ルビンスタイン ラッシュ CC  ¥4500 まつ毛ケアとメイクを同時に叶えるワックスフリーのマスカラ。

まつ毛ケア成分の入ったマスカラは珍しくないですが、こちらはなんとワックスフリー。仕上がりも繊細で美しい。パンダ目にもならず、落とすときも楽チン。ボリュームを出したい日は、他のマスカラの下地としても使っています。

ポーチの中のリピート使い選手


KATEのアイライナーとリップが手放せない!

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KATE(ケイト) アイシルエットマーカー ¥1000(編集部調べ) 以前にこちらでもご紹介しました「まつ毛の間を埋める専用のアイライナー」。
KATE(ケイト) CCリップオイル ¥920(編集部調べ) リップオイルは最近のトレンド。でもこのお値段でこのクオリティは素晴らしいです。あっぱれケイト! 色違いリピート買い3本目です。

ドラッグストアでは必ずケイトの棚をチェックします。技術的な革新に毎回驚かされるとともに、若い子に流行っているメイクもキャッチアップできます。チップや鏡など細かいところまで行き届いた使い勝手の良さ、無駄のないストイックなパッケージにも惚れ惚れします。

ベースメイクの進化は今年のトップニュース!


2017年のベストオブベストはクレドポーのファンデ

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クレ・ド・ポー ボーテ ル・フォンドゥタン(SPF20/PA++) ¥30000/資生堂インターナショナル ファンデーションを超えたファンデーション。つけた瞬間よりもつけ続けた後のほうが感動します!
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SUQQU(スック) ソフト ベルベット ルース パウダー ¥6000  キメ細いパウダーがしっかり密着して化粧もちを高めてくれます。肌なじみのよい優しいピンク色で白浮きしないのも嬉しい。

クレ・ド・ポーの名品「ラ・クレーム」(6万円)がファンデになってると聞けば、そのお値段にも納得!? これを塗っている日は必ず肌を褒められる、本当に、ほんとに。それはお化粧が上手なのではなく、元の肌が綺麗に見えているという一番理想の状態なのです。今年のベストオブベストコスメだと断言できます。

そしてお粉に定評のあるスックの新作は、肌のキメを整えて、少し毛羽立ったようなフォギーな肌に仕上げてくれるベルベット仕上げが絶品です。毛穴や小じわもソフトフォーカス効果で目くらまし! スックはパフも極上のふっくら感で使いやすく、パフだけ買って他のパウダーにも使ってます(小声)。

ベースメイクこそ、素材の進化がシーズンごと劇的! アイテムの進化に身を委ねて正解と思います。来春も新しい発想のベースアイテムが続々と出てきますよ。また使って試してレポートしますね。

次回1月6日は、私的ベストコスメ2017スキンケア編をご紹介したいと思います。

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川端 里恵

「with」「VOCE」「FRaU」では主に美容ページを担当。とくに香水とヘアの企画が好きで、香りものとヘアケア&スタイリング剤のつねに新しいものをチェック。白肌&敏感肌タイプのため、ベースメイクとスキンケアはあまり浮気せず保守的。ネクストパートナーを探しています。

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