ミキモトの創業者・御木本幸吉が1893(明治26)年に世界で初めて真珠の養殖に成功してから今年で125周年。その大切な節目を記念した新作コレクション「YAGURUMA」が発売されました。
新作の前にまずご紹介しておきたいのが、1937年のパリ万博に出品され喝采を浴びたミキモトを代表する名作、帯留「矢車」。アールデコ様式を取り入れた美しい細工、見た目だけに止まらない多様な機能性を兼ね備え、日本の宝飾の歴史にも刻まれるマスターピースのジュエリーです。
「矢車」は長い間行方不明となっていたものの、1989年に海外のオークションに出品されたものをミキモトが落札。約半世紀ぶりに里帰りを果たしたという名実ともに“幻の宝飾品”とされてきた一品。大ぶりのアコヤ真珠を中心にダイアモンド、サファイアが放射状に広がるデザインは今見ても印象的です。
今回の新しいコレクションはそんな「矢車」の機能性やハイジュエリーの様式は踏襲しつつ現代の視点で新たにデザイン。さらに美しさを増して蘇った「YAGURUMA」のうっとりするコレクションの数々をご覧ください。
いかがでしたか? オリジナルの「矢車」が辿ったドラマティックな歴史にも思いを馳せながら、新しい「YAGURUMA」をじっくりとご堪能下さいね。
※本ページに掲載している価格はすべて税別になります。
問い合わせ先/ミキモト カスタマーズ・サービスセンター
tel. 0120-868254
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