30代後半は、女性の体の曲がり角。おなかや首、デコルテなどは、変化を感じている女性が特に気になるパーツ。着こなし方で上手くカバーし、美しく見せるためのテクニックを、人気スタイリストの福田麻琴さんに指南していただきました。


1.おなか周りが気になる人は「ふわっ×ピタ」コーデが基本


年齢を重ねてくると、どうしてもゆるみがちになるのが、おなかまわり。それを上手にカバーするための、福田さんおすすめの組み合わせは「ふわっ×ピタ」のチュニック×スリムパンツ。「おなかまわりをしっかりカバーしてくれる、ふんわりシルエットのチュニックならお尻がちょっと隠れるぐらいの着丈を選ぶと、バランスよく脚がすっきり見えます」

「トップスがゆるっとしたシルエットの場合は、全体のバランスをゆるゆるにしすぎないことが大切。ボトムは細身のものを選びましょう。」 ブラウス/ノーブランド デニム/アクネ

 

2.ゆるワンピでも妊婦見えされない、スタイルアップのテクニック


ロング丈のボーダーTシャツにレギンス、といったラクすぎる格好をしていると妊婦に間違われてしまった、なんてことも。福田さんおすすめのテクニックは「Tシャツをシャツ素材にしたり、足元をバレエシューズやヒールにするなど、『きれいめ』をどこかに取り入れること。それだけで印象がだいぶ変わります」。写真のようなベルトやはおりものを腰に巻くなどしてウエストをマークするとスタイルアップにもつながるんです。

「ワンピースにベルトループがない場合は、レザーのメッシュタイプのベルトがおすすめです。巻いたベルトに差し込んで垂らせば、こなれた雰囲気に。」 ワンピース/ユニクロ ユー ベルト/サイ

 

3.年齢が出やすいデコルテは「タテ」ではなく、「ヨコ」にあける。


首回りやデコルテは、年齢が出やすい場所でもあり、きちんとメンテナンスをしていないと、出したくても出せなくなってきます。だからこそ、出せるうちに出しておくべき場所。「30代後半からのデコルテ見せは、タテではなく、ヨコに出す。空きが深すぎず、横に広いタイプのトップスを選ぶといいでしょう。」

「カットソーでもニットでも、しっかりとした素材のものがおすすめです。デコルテを出すときは、他はしっかりカバーして、あくまでも清潔に。上品に。」 トップス/ジェーンスミス


「手持ち服が活性化する究極の定番アイテム・ベスト3 by福田麻琴」はこちら>>

 

〜新刊情報〜
『38歳から着たい服 本当に似合うものだけ少量持つ』

福田麻琴 著 すばる舎 刊 ¥1400(税別)

「38歳ぐらいが、ちょうどいろいろな変化が気になり始める時期で、おしゃれのターニングポイント」だということに気づいたスタイリストの福田麻琴さん。大人の女性にむけて、お尻や二の腕の気になるお肉は隠しても、年齢は隠さずに年相応のファッションを楽しんでほしい!という思いを込めた一冊です。今回紹介した定番アイテムのほか、服選びや体型カバーのヒントなどを具体的に指南。自分に「似合う」服がすぐに見つかること間違いナシです。


文/柳田啓輔