サンフランシスコ滞在時に、どうしても訪れてみたかった2つのお店があります。今週の今日のコーデでもご紹介したサンフランシスコ発のファッションブランドEverlane(エバーレーン)。もうひとつがロサンゼルス発のReformation(リフォーメーション)です。2軒ともミッション地区にあり、入店することができました。今日は「買ってみたよ、いいかな」、です。

エバーレーンは、ミモレインタビューにも出ていただいたNY在住ライター佐久間裕美子さんのコラム記事「『いくらでつくるか』を明確にすれば、消費者との会話の本質を変えられる」を読んでいて知りました。

NY店に次ぐ待望の2号店がサンフランシスコに今年3月15日にオープンしたばかり。住所)461 Valencia Street San Francisco, CA 94103

日曜日のお昼過ぎに到着したのですが、すでに長蛇の列。老若男女、いろんな国の人々が並んでいて「45〜60分待ち」とのこと。こんなに注目を集めていると思っていなくてびっくり。私の前に並んでいたモデルのようなお姉さん(たぶん年下ですね)が、ヒマを持て余したのか私のほうへ振り返り、
「あなたは何で知ったの?」
「どうして来たの?」
「何を狙ってるの?」
と矢継ぎ早に質問をしてきて……
「あなた、ファッションインスタグラマーかなにか? 私は違うわよ」と牽制。
「あ、えっと、私もインスタグラマーではないです」(汗)
「私たちこんなに待ったんだから、ぜったいいいものをGETしなくちゃね!」と最後は手を握らんばかりに、お姉さんと連帯感が生まれてきたのでした。

購入したのは、先日ご紹介したデニムとVネックのTシャツ(18ドル)。旅行中もさっそく着用し、すでに1回洗濯したのですが、ヨレヨレになることもなく、肌触りもとてもいいです!
100%HUMANシリーズのTシャツ(22ドル)。そのうち5ドルが、LGBTなどを支援するアメリカの人権擁護NGO「ACLU」に寄付されるそう。

もう1つの注目ブランド、リフォーメーションは、デッドストックや余剰生地、ヴィンテージ素材を原料に服を作っています。

エバーレーンが原価を開示しているのに対し、リフォーメーションはそのアイテムを作るのにかかる環境負荷(CO2やゴミの排出量など)を開示。

タグには、「ファッションは世界で三番目の汚染産業である」との警鐘が。
試着室に入ると、「着てみたい」と店員さんに伝えていたアイテムがクローゼットにかかっていました。「好みの照明、好みの音楽をかけてごゆっくり」とのこと。こういう演出もぐっときます♡

テイラー・スウィフトがお気に入りと発信したことで一躍有名に。さまざまなセレブがこぞって着用しています。ブランドのメッセージ性もさることながら、デザインがとにかくめっちゃCOOLなんです!

プリントアイテムやワンピースはセレブに大人気。
テイラー・スウィフトも

 
 

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ダコタ・ファニングも

 

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カーリー・クロスも

 

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チェック柄のアイテムも可愛かった♡

 

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↑こんな佇まいがこの先の私の理想です。

私はドットのブラウス(98ドル)と黒いカーディガン(69ドル)を購入しました。90%以上が再利用素材でできているとタグにありましたが、やわらかく、着心地は抜群です。価格帯はやはり過剰に安くもないけれど、過剰に高くもないというところでしょうか。

リフォーメーションはアメリカ国内は配送無料。日本を含めた一部国外も250ドル以上購入すると配送無料、それ以外は有料で配送可能のようです(詳しくはこちらから)。

「環境は守って、デザインは攻めてる」
日本にもこういったスタンスのブランドがどんどん増えてくるといいなあと思いました。

川端 里恵

ミモレでは主に美容とシステムを担当。身長151㎝。ストリートカジュアル育ちのため、ボーイッシュとプレッピーが大好き♡ですが、本当に学生に間違えられることも……。大人の素敵な女性を目指して日々これ精進なりです。

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