生産者のお話が聞けるのは、この日限定でしたが、伊豆の食材を使ったお料理は、いつでも味わえます

現在、通っている美容サロンの先生から、熱烈な食事指導を受けている中年太りの有田です。内臓脂肪が大変なことになっているらしく、食べていいのはお米(白米、もち米)とお魚系。食べちゃいけないのはいろいろあるのですが、大まかに言うとお肉と油。先日も、餃子とパン&バターを食べたことをうっかりしゃべってしまい、先生に叱られた翌日、うかがったのは“バターや生クリームを極力使わずに仕上げたフレンチ”で人気の「アルカナ東京」でした。※テンテー、ごめんなさい。でも豆乳とかだから許して! 

左から、わさびとあまごの生産者、下山さん。木の器を手がけた有城さん。飯野料理長。軍鶏の生産者、堀江さん。このほかにもきのこ農家や柑橘農家の方も。みなさん、お話上手で楽しい。

「アルカナ東京」は、伊豆にあるオーベルジュ「アルカナ イズ」の系列店。どちらも伊豆で採れる食材を使ったお料理で有名ですが、伊豆の生産者の方々から、直接、お話を聞ける「生産者イベント“匠(タクミ)”@アルカナ東京」に参加することに。シェフはノルマンディー、コートダジュールで修行をした若きイケメン飯野昭人さんです。よろしくお願いします。
 

アルカナ東京は、オーガニック系を始め各種ワインを揃えておりますが、やっぱりここは“伊豆産のワイン”でスタート! 伊豆産のシャルドネを使った白ワインをいただきます。

パンにはバターやオリーブオイルではなく、伊豆のトマトを使ったソースをつけていただきます。あと伊豆の塩もお好みで・・・・・・。

  • ワインは「志太」をいただきました。そんなに詳しくないけれど、飲みやすくてお料理に合いました。
  • パンにトマトソースが新鮮。大要の恵みがぎっしり詰まった赤いソースと、粉の味わいが深いパンがぷたり。
  • 塩も伊豆産なのだそう。あーーー伊豆にまた遊びに行きたくなりました。

前菜は、サラミや生ハム、お刺身とフォアグラなどの盛り合わせ。手前の木のお皿は廃材を利用し、シェフと打ち合わせて作った「有城さんの器」。「堀江さんの天城軍鶏(堀江養鶏)」を使った「渡辺さんの燻製、サラミ(渡辺ハム工房)」、「下山さんのあまごの卵と葉わさび(下山養魚場)」など。

 

伊豆は空気のよどみがなく、水がいいので、野菜はもちろん、家畜も健康に美味しく育ってくれるのだそう。ただ生産量は少ないので、一般に流通するほどはなく、こういったレストランや高級スーパーに流通させるので精いっぱいなんですって。どうりで食べたことのない食材がたくさんあって、きょろきょろと挙動不審にもなります。

初めて尽くしの食材と素敵なプレゼンテーションにさらにきょどきょど。薄くスライスしたサラミのとろけるような味わい、ぷちぷちの食感が楽しい黄金色のあまごの卵など、思い出してまた食べたくなってしまいます。

お話を聞きながら、いただいていくのですが、やはり手を掛けて丁寧に育てたものは、美味しいしありがたいなといちいち感動します。そして、生産者の皆さんが口を揃えておっしゃっていたのは、「自分たちが一生懸命に育てた食材を、きちんと活かしきってくれる料理人に出会うことが大切」ということ。 確かに! 大事につくったものは、大事に料ってほしいですよね。

まだまだ、伊豆の美味しいお皿、続きまーーす♥

アルカナ東京
住所:〒100-7006
東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー KITTE 6階
TEL:03-6833-4139
ランチ 11:00〜16:00(L.O 14:30)
カフェ 13:30〜16:00(L.O 15:00)
ディナー 《月〜土》18:00〜23:00(L.O 22:00)
《日・祝》〜22:00(L.O 21:00)

アルカナ イズ
住所:〒410-3206 静岡県伊豆市湯ヶ島1662
TEL: 0558-85-2700