うぇ~い! 4月ですねっ。新年度ですねっ! もう今年も4分の1が終わりましたよ。(恒例の、ダメージ強めのカウント法)

今回はレイヤードでつくる、婦人にとっては新しい“全身バランス”について。この日の私のスタイリング、昭和の時代には考えられなかったものなのです!

ずるずるーっと長いワンピースは、もちろん1枚でも着用可能。そして黒のスキニーパンツ、何本か持っているのですが、ユニクロが一番はき心地がよくてこればっかり・・・。そんなもんですわ。ワンピース/ヌキテパ ライダースジャケット/アストラット パンツ/ユニクロ バッグ/J&Mデヴィッドソン 靴/マノロブラニク

マキシ丈のシャツワンピースの下にスキニーパンツを合わせ、さらにライダースジャケットを羽織るという! ホントに何度も言いますけど、昭和には想像もつかなかったコーディネイト。だいたい長い物の下にパンツを入れるのは、あくまでも“防寒目的”であり、ということはすなわち、オバサマがすることだったわけです。あるいは部活の朝練が終わったあと、「どうせ昼練もあるから……」といって制服の下にそのままジャージーを着ておく、的な。

それが今じゃ、おしゃれのためにわざわざそういう風に着るっていうんだから、ホントに時代が変わると何が起こるかわかりませんね。その上さらに、ライダースまで羽織っちゃいますよ。

しかしこのバランス、今回写真を撮ってみてわかったのですが、なんだかスタイルアップ見えするぞ・・・。この日は超ぺたんこシューズですので、自前の身長そのままなのですが、ストライプの縦ライン強調もあいまって視覚効果が発揮されている模様であります。(あくまでも当社比ですのであしからず)

そうなんですよね。「トレンド」って一口に言いますけど、それってアイテムの話ばかりではないのでした。たとえ定番のアイテムでも、着こなしや組み合わせでトレンドになったり。逆を言えば、いくらトレンドアイテムを取り入れていても、全身のバランスが古ければ、簡単にイケていない人になってしまうわけです。あー、毎度ながらにファッションは奥が深いですなあ。

それから現実問題として! いくら温かくなったといっても、まだシャツワンピース1枚では足がスースーしちゃって寒い。でも、コットンのシャツワンピにタイツは合わせたくない。そんなときに、スキニーパンツをレイヤードすれば、肌の露出は甲の部分だけなので、冷え性婦人でもなんとか頑張れます。ん?結局おしゃれじゃなくて防寒かーい!いえいえ。トレンドと防寒が両立した、素晴らしいレイヤードテクですから!!