東京会場は、憧れの銀座4丁目本店!
“一生モノ”のパールの価値を考えました

大草編集長のこの日のスタイリングは、ニットの白とパールの淑やかな輝きが溶け合い、全身に広がっていくような華やかさ。左手のブレスレットもとてもお気に入りで「ロックTシャツ×ダメージデニムのようなカジュアルスタイルに合わせたい!」と妄想が膨らんでいました。大草編集長のネックレス上から「マチネー」(アコヤ真珠 約6.5mm、長さ約60cm)¥495000、「オペラ」(アコヤ真珠 約5.0mm、長さ約80cm)¥260000、「ロープ」(アコヤ真珠 約5.5mm、長さ約120cm)¥570000、3連ブレスレット(ダイヤモンド×アコヤ真珠 約8.5mm)¥2813000 安田さんのネックレス「マチネー」(アコヤ真珠 約8mm、長さ約60cm)¥1500000


続く4月18日、東京でのイベントは、銀座のランドマークでもあるミキモト銀座4丁目本店で。昨年6月にリニューアルしたばかりの新店舗は、明るく開放感のあるラグジュアリー空間です。第1部のトークショーは、7階のミキモトホールでスタート。「東京らしく、ちょっとモードなカジュアルを意識した」というこの日の大草編集長は、ロングニットの胸元にパールネックレスの「マチネー(60cm)」「オペラ(80cm)」「ロープ(120cm)」を重ねづけ。“ロング&ロング”な旬のバランスを表現していました。

120cmのネックレス「ロープ」について、「背中のあいたドレスなど、少しドレッシーに合わせたい時は、こんな風に背中側に垂らすのも素敵」とアドバイス。「パールジュエリーも、気分や着こなしに合わせて、もっと自由に楽しんで欲しいですね」。
ネックレスのレイヤードについても詳しくレクチャー。「今日はまず、このニットと60cmの『マチネー』を合わせようと考えたのですが、ニットが長いので1本では間延びしてしまいそう。そこで、その長さを埋めるために80cmと120cmを重ねました。ジュエリーを着ける際は、全身鏡でのチェックが欠かせません」。


そして話は“一生モノ”と呼ばれるファッションアイテムについて。大草編集長は「パールは、この世に数少ない、本当の “一生モノ”」と語ります。「だから減価償却を考えれば、早めに買った方がいいのかも。たとえば私なら、110歳まで生きるとして(笑)、45歳の今買えば、あと65年も使えます。それにジュエリーは、そうやってたくさん使って思い出を閉じ込めて、次世代に引き継ぎたいもの。私には娘がふたりいますが、ジュエリーはすべてふたりにあげるつもり。すでに『息子の嫁にはやらん!』と話しているのですが(笑)、それは、そこに込められたストーリーごと贈りたいからなんです。記憶も思い出も急ぎ足で流れてしまいがちなこの時代だからこそ、思いを込められるプロダクツが大切なのではないでしょうか」。

最後は、お待ちかねの抽選会。まずは、この後に行われるパーソナルスタイリングのチケットを3名様に。そしていよいよミキモトからのスペシャルギフトとして、なんとパールのブレスレットが紹介されると、会場に大きなどよめきが起きていました。

抽選会のギフトにミキモトから提供されたのは、豪華なパールブレスレット! サイズの異なる2種類のパールがリズミカルに並んだデザインは、手元を優しく演出してくれそうです。大草編集長と安田さんも「抽選箱に名前を入れたい〜!」と悶絶していました。
ブレスレットが当たったラッキーな方は、碓永真夕さん。番号が呼ばれた瞬間、「えっ!」と飛び上がるほど驚いてくださいました(笑)。普段は、亡きお母様から受け継いだ40cmのパールネックレスを、ニットなどに合わせてコーディネートされることが多いそう。


パーソナルスタイリング&試着タイムは、
自分を引き上げてくれるパール探しを


トークショー後は、2階のショップに移動し、パーソナルスタイリング&試着タイムに。先のトークショーのなかで大草編集長は、「ジュエリーや時計は、自分を引き上げてくれる“ディレクションアイテム”」と話していました。それは「今の自分というよりも、10年、15年後の自分に似合いそうなものを選ぶことで、そこに到達しようと気持ちを前向きにしてくれる“灯台”のようなアイテム」。参加者の皆さんも、この時間を有効に使って、そんな“目指すべき”アイテムを探ります。

大草編集長もお気に入りのアコヤ真珠のブレスレットは、2連タイプ(¥504000)も。レディライクなツイードのジャケットに、ドラマティックな華やぎをプラスしてくれそう。
「パールジュエリーは白というより、光を足してくれるもの」と大草編集長。ネックレスは、黒のトップスに光を添え、顔まわりを明るく見せてくれます。