大草編集長が読者のコーチングシートを分析!「黒の後ろに隠れる人は黒を着てはいけない」CASE1:会社員 安田早織さん②
会社員の安田早織さんは、大草編集長がコーチングシートを分析した結果、「普段のコーディネートとお顔立ちから、“若干、甘度が多め”なので、シャツやバッグ選びなどでシャープさを足すといい」という結論に至りました(前回記事はこちら)。
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ワードローブに多いのは、ピンクベージュのほかに黒。それに原色系も…!
ピンクベージュと黒、そして原色…。まったく違う方向性にも思えるが、大草編集長は「安田さんの場合、色は、原色や黒よりもやはり今日のようなベージュ系の色が似合うと思います」ときっぱり。目や髪、眉がブラウンで、肌もピンク系の透明肌なこと、褒められると嬉しいことの言葉に「優しい」があることからも、ベージュトーンの色がベストだと言う。しかも、大草編集長が着ているようなオートミール系のベージュではなく、ピンク肌に合うピーチ系、もしくはグレー系のベージュがおすすめとのこと。
「もしベージュ系に、色をプラスするならグレーがいいですよ。たとえば今日のジャケットには、グレーのデニムが合います。また今日のオールインワンとグレーのカーディガンは相性がいいです。はっきりとした色が着たいときは、ややくすんだ色にして、コットンやリネンよりもテロンとした素材を選ぶといいと思います」
「じゃあ、黒は…。黒は着てはいけないのでしょうか」(汗)と安田さん。仕事ではお客様に会うことが多く、「楽ちんなので、つい黒を選んでしまう」のだそう。
[STEP2]ワードローブを見てみましょう
「お顔や髪の印象からすると、黒は別のキャラクターの色。そして実は「黒は楽だから」「何を着たらいいか分からないから黒を着る」というとき、黒の後ろに隠れてしまうようなときは、黒は似合わなくなっていることが多いです。そういう時期は黒を休んでもいいかもしれません。また似合う時期がきっとやってくるので」
黒の後ろに隠れてしまう…。誰しもドキッとするのではないでしょうか。では、仕事のときなど、どうしても黒を着たい場面ではどうすれば?
「黒を着る場合には、中に着るものをなだらかな色の組み合わせにするといいと思います。ベージュやうすいグレーなど。できれば、ちょっとテリやツヤ、透け感があるものを選んで。その場合、靴は黒でもOKですが、バッグは黒以外の色、グレーやベージュがおすすめです」(大草)。黒はとても強い色なので、合わせるアイテムの色と素材に気を付けるといいとのことでした。
真剣勝負のおしゃれコーチング。皆さんが、自分で自分のコーチングシートをちゃんと分析できるように、いろんな方のシートを分析し、いろんなケースを蓄積したいと考えている私たちです。
皆さんもぜひこのおしゃれコーチングシートにトライしてみてください。きっと気づきがあるはずです…!
次回のおしゃれコーチング記事は、6月27日公開予定です。お楽しみに…!
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『自分のスタイルが見つかる おしゃれコーチング mi‐mollet BOOKS Vol.1』
ミモレ編集部 1500円(税別) 講談社
揺るぎない自分のスタイルがあると、とても生き易く、楽しい。でもそれを見つけるのは難しくて、日々トレンドや体型の変化などに振り回されてしまう…。スタイルのあるおしゃれな人になるには、どうしたらよいのか。ウェブマガジンとして、読者の悩みに寄り添い続けてきたからこそいきついた、ミモレならではのファッションブックを刊行。「紙のミモレが見たい」という読者の熱い声に応えた、待望の書籍第一号です。
【はじめに】白シャツとパール、そして私のスタイル
ミモレの大草直子編集長スタイリングにより、カジュアルからドレスアップまで白シャツのスタイルを見せます。
【第1章】インタビュー スタイルのある人ってどんな人?
・女優・板谷由夏さん
・「マディソンブルー」ディレクター中山まりこさん
・「ボンマジック」故・白井多恵子さん
・「CHICCA」ブランドクリエイター吉川康雄さん
【第2章】スタイルのある女性のリアルコーディネート
・熊倉正子さん
・ミモレ連載スタイリスト 田中雅美、斉藤美恵、福田麻琴、望月律子、室井由美子 スナップ&インタビュー
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白シャツ、ジャケット、デニム、スニーカー、トレンチコートなど、流行に左右されないアイテム別に、ミモレのスナップの中から、人気のあったコーディネートを紹介します。
【第3章】コーチングシート(32P)
読者自身が書き込むコーチングシート。書き進めながら、最後には自分のスタイルのヒントを見つけられる内容。監修は人気スタイリストでミモレ編集長の大草直子。
構成/川良咲子(編集部)
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