6月8日ショックなニュースが流れてきた。

CNNによると、世界的人気アメリカ人シェフアンソニー・ボーデイン氏が亡くなった。ニュースを聞いた最初はとても自殺をするようには思えない人だったから、耳を疑ったくらいだ。 

文章は衝撃的な言い回しの箇所もいくつかあって、所謂料理業界の暴露本として記憶している。

 

2000年に発売された"Kitchen cofidential"から18年経った今もテレビで活躍していた、ちょっとワイルドで冒険好きなシェフだ。

私の場合、CIA料理学校卒という事で興味を持ち、書籍を手にしたのがきっかけで、その後の"No Reservations"(邦題は世界を食い尽くせだったと思う)という、彼が世界各地を旅して、それこそ予約無しで食べ歩くという番組のファンだった。

世界中の料理をその土地の人と同じ目線で食事を楽しむ体験型番組で、同時に文化や伝統、歴史的背景や習慣までも紹介してくれ、一緒にその場にいる様な錯覚をもたらす、貴重な番組だった。

 

食べるという行為が生きる為に必要な事だということも、時には目を覆う様なショッキングな屠殺の映像までも映し出し、匂いまでしてくるようなあらゆる意味でリアルだったのを今でも鮮烈に記憶している。

 

当時の料理番組にしてはエキサイティングな番組で、新しい切り口だった。

彼の勇気と冒険的なレポートは、きっと沢山の人に強烈なインスピレーションを与えたに違いない。

 

 

早めに掃除を終えて、外に出て彼の本を読むことにした週末でした。

知らない世界を沢山教えてもらった

偉大なシェフでした。