先日、春の健康診断を受けたら、身長がなんと150.4㎝になっていたんです。昨年春は151.4㎝、秋は150.8㎝……と、4㎜づつ着々と近づく“140㎝台の恐怖”におびえております。(トレ・プティ・ミモレッタに改名か!?)

FRaUの6月号「スポーツ特集」の取材で整体師の片平悦子先生にお話しを伺ったときに、衝撃を受けたことがひとつ。日本の家具(とくにオフィスのデスクや椅子など)の標準は身長168㎝くらいを基準に作られているそう。つまり、私ほどプティでなくとも、多くの女性たちはサイズが合わないデスクと椅子で長時間生活しているわけです。腰痛や肩こりが起こるのは当然のこと。

「クッションと踏み台、オフィスならヒールのある靴などで168㎝相当に調整することをオススメしますよ」と片平先生。

FRaU6月号掲載予定。イラスト/大川久志 

私なんか18㎝くらいのヒールの靴を履かないといけません。もう竹馬ですよ、竹馬!

でも、合わない椅子で生活していると姿勢が悪くなる→カラダがゆがむ→呼吸が浅くなる→代謝が落ちる→太る……と悪いことばかり!

おウチで無意識にとってしまっているこんな体勢も


 
 

リラックスしているつもりが、「実はカラダにとっては拷問」と片平先生。
筋肉も骨盤もゆがんだ状態が続くため、カラダに思いのほか負担がかかっているそう。背筋を伸ばして座った方がリラックスできているなんて逆説的ですが、慣れるとこのほうが断然ラクに。

キレイな姿勢をキープするだけで、呼吸が深くなり、イライラしがちな感情をコントロールしやすくなったり、見た目年齢も若く見えたりと、いいこと尽くし!
より詳しい「姿勢と呼吸のお話」は、5月12日発売の6月号FRaU「スポーツ特集」号に掲載予定です。