先日、写経体験で訪れた「成田山 深川不動堂」。地下鉄の出口から、深川不動堂までの、短くて可愛い参道には、おいしいものがいっぱいありました♪

まず出口を出た真正面にあるのが「伊勢屋」。和菓子と食堂がひとつになった昔懐かしい感じのお店です。“深川めし”ならぬ、あさり入りの“深川やきそば”に惹かれつつも「冷やし白玉ぜんざい」をいただきます。お仲間はあんみつ系をオーダー。「クリームあんみつ」はスクープした丸いアイスが乗っかっていて、「ソフトあんみつ」はソフトクリームだそう。このこだわりになんだか歴史を感じつつ、写経前に血糖値を上げておきます。

伊勢屋の「冷やし白玉ぜんざい」。小豆の甘さがさらっとしていておいしかった。

参道には、元祖あげまんのお店(揚げまんじゅうです)があったり、象牙の根付け屋さんがあったり・・・・・・・左右を交互に眺めながら進むと、代官山や中目黒にありそうな、おしゃれコーヒースタンドが突然、出現。その隣にまたしても和菓子屋さん「梅花亭」が。“明治時代のどら焼き”が有名らしく、これはすぐに売り切れちゃうので、帰りではなく、行きに購入するのがおすすめ。そして、そのハス向かいにあるのが酒屋さんの甘酒店頭販売。だっさいの酒糟を使った、ちょっと大人味の1杯は、美容にもよさそうです。

  • 梅花亭の入り口。お持ち帰りだけのお店です。
  • こちらも梅花亭の入り口の写真。どら焼きのほかに、梅の形をした最中もおすすめ。
  • だっさいの甘酒。寒い冬はもちろん、食欲がないときのご飯代わりにもよさそうです。

お不動様の入り口、まん前にあるのが「近為(きんため) 深川1号店」。明治12年に創業の、京都のお漬物屋さんの食事処です。前回も本日もすごい行列でしたが、写経の後の14時頃は、少し落ち着いていて3組待ちだったので、ランチはこちらで。お漬物をいろいろいただきたくて「京のぶぶ漬け 鮭の黄金づけセット(1590円)」をオーダー。囲炉裏にかけた鉄瓶のお湯をひしゃくで掬って、セルフで急須に注ぎ、番茶でお茶漬けにします。なんだかすごくおいしいし健康的だわ、ビバ和食!!(塩分には目をつぶることにしますw)。

近為でランチ。梅干しも甘くてとろとろでおいしかった。四角い塗りの器に入ったお漬物は、全員にサービスされて、おかわり自由です。
左上の「竹のこのしょうゆ煮」めちゃくちゃおいしかったので購入。名物の「柚こぼし」に「味すぐき」も。左下の刻みしょうがは、鮭の黄金焼きの薬味についていたもの。炊き立てのご飯に混ぜれば生姜ご飯になるらしい。やってみよう!

ご隠居っぽい休日になったけれど、たまにはいいなぁと思いつつ、特においしかったお漬物4点をお持ち帰りすることに。ずっしり。だけど、お漬物と白いご飯と納豆とお味噌汁があれば、けっこう満足なんですよね。おうちでいただくのが、これまた楽しみです~。