「どこに行きたい?」と聞かれたとき、「フレンチ」をリクエストすることがめっきり減ってきた血糖値の高い有田です。私だけではなくて、「フレンチに行きたい!」という声、周りからも下の世代からも聞かなくなって久しい気が………。やっぱり重たく感じたり、太りそうだなと敬遠しているからかしら?

ところが東京駅向かいのKITTEにあるフレンチレストラン「アルカナ東京」でいただいたのは、その時は満腹で大満足でも、夜はぐっすり眠れ、目覚めもすっきりな、女性にうれしい「巡りのいいフレンチ♥」 これこそが「ザ・からだにやさしいフレンチ」「バターやミルクを極力使わないフレンチ」の違いでしょうか?

さて、「アルカナ東京」でのディナー、前々回から1回とんでしまいましたが、「食レポ」します!

2皿目:コプリーヌと声かけトマト
オマール海老とトリュフのグラタン。お皿の右上に飛び出したのが、増島さんが育てたコプリーヌ(真っ白いきのこ)。それ以外にも数種類のきのこが使われていましたが、コプリーヌはとにかく傷みやすくて、なかなか流通しないのだそう。クリーム系との相性が良くて、いい香りがしました。

3皿目:天女魚
下山さんのあまごのポワレ。1皿めでいただいた黄金色の卵も下山さんのあまご。水がきれいなところでしか育たないので、天城山麓の清らかな水で育てるそう。あまごのエサでもあるアンチョビを、今回はソースに使っています。

  • からだにやさしいフレンチ@アルカナ東京_img0 三浦半島の野菜を使ったお魚のお料理。 中から、下からいろいろ出てきて楽しい。
  • からだにやさしいフレンチ@アルカナ東京_img1 こちらも、同じく三浦半島の野菜とお魚の料理。
  • からだにやさしいフレンチ@アルカナ東京_img2 下山さんとワサビとあまごの写真。築地なら5000円はしそうな立派なワサビを葉付きで見せてくれました。あまごは、マス科の魚だそう。


4皿目:軍鶏・湯葉・浅利
三浦産の春野菜とアサリのクラムチャウダー。堀江さんの天城軍鶏に若木屋さんの湯葉・豆乳を使った料理。軍鶏肉の各部位を、それぞれの旨みを活かした調理法で。軍鶏のエサでもある豆乳を加えたスープをかけていただきます。

5皿目:甘い香り
下山さんのワサビを青りんごに合わせたデザート。ワサビのソルベ、ワサビのクレムーの食感と温度、シャープな辛さにわくわく。そしてドッキドキ。ところどころ超辛いです!

6皿目:Sucre
どんぐり農園のゴールデンスペシャルを使ったクレープシュゼット。柚子に似た柑橘類のゴールデンスペシャルは、しっかりしたポンプと心地よい酸味が美味しかった♪柑橘系のつぶつぶ大好きです。

  • からだにやさしいフレンチ@アルカナ東京_img3 4皿目:まずは軍鶏肉をそのまま食べ、それから豆乳ソースを入れてクラムチャウダーに
  • からだにやさしいフレンチ@アルカナ東京_img4 5皿目:甘酸っぱくて辛い(笑)。もう1度、食べたい不思議な美味しさでした。そういえば、伊豆には緑色の肉まん、ワサビまんがあったな。
  • からだにやさしいフレンチ@アルカナ東京_img5 6皿目:デザートは別腹。本当にそう思います。温かくて香りが良くてついついぺろりと完食です。


それにしても、いやぁ食べました! そして、楽しかった!

そういえば、今回の生産者のおひとり「渡辺ハム工房」さんのお店では、毎週末は「立ち飲みイベント」を開催していて、遠方から訪れる人も多いのですって。御殿場のハムといえば、ボロニアソーセージの「二の岡ハム」しか行ったことがないけれど、次回のドライブではぜひ渡辺ハム工房さんもチェックしてみますわ(でも運転するから立ち飲めないのは残念です)。