昨日9月13日、わたくし、46歳になりました。
ミモレ創刊の準備を始めた時は、42歳でした。
毎年毎年、生きている人は誰でも1歳という年齢を頂きます。
ありがたいことです(笑)。
昨日までの年齢より、1歳「年を多くとる」という事実は、私の中ではどうでもよくて。
誕生日は、「ああ、去年はこんな年だった。
今年は、もっとこんなことをもっと頑張ろう」と思う日です。
40歳の節目も、45歳も――正直ワクワクしかなくて、これから1年起きることを心待ちに、その日を迎えました。
が!
なんだか、46歳になる直前、モヤモヤしていました。
怖いな、とか嫌だなあ、ではなく、少し憂鬱な感じ。
これ何なんでしょうか(笑)?
私より先に46歳になった方、教えて頂きたい!
なんてことを考えながら、昨日を迎えたのですが、気づきました。
45歳では見えなかった「50歳の扉」が、46歳になったタイミングではっきりと目に映り、そのことが私をナーバスにさせていたみたいです。
というのも、昭和22年の平均寿命は52歳。
もちろん戦後の栄養状況、出生率の低下、乳幼児の生存率などが関係しているのはわかっているのですが、私がその時代に生きていたら、もしかしたらそろそろ、人生の幕引きが近づいているかも――という年齢なんです。
そんな事実が、自分の人生を逆算した時に、
あとどんなことができるだろう
どうやったら社会に還せるだろう
と考えさせたのでしょう。
同時に「生きている」ということに対しての責任感を深く考えたのでした。
ただ、そのモヤモヤした憂鬱な思いは、夜、ベッドに入る時間になると、感謝に変わっていました。
たくさんの方がお祝いして下さり、
たくさんの方が声を掛けて下さいました。
私も人の誕生日会をするときはそうであるように、「何歳になったの? 大きくなったね」ではなくて(笑)、「このタイミングで出会ったことが嬉しい」とお祝いする日として。
実際に仕事やプライベートで出会ったみなさま、
ミモレやSNSを通じて出会ったみなさま、
私こそ出会わせてくれてありがとう――そんな気持ちで眠りについたのでした。
あ、最後に。ミモレ編集部からもそうですが、たくさんのお酒を頂きました(笑)。1か月くらい、買わなくて良さそう。ありがたい(笑)。
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