流行にのって2年前に購入したオーバーサイズのニットと、個性的な色合わせのストライプのワイドパンツ。今年の冬は少し持て余し気味(結構高かったのに…)な2アイテムを、話題のセレクトショップ「THIRD MAGAZINE(サードマガジン)」に持ち込んで着こなし方を相談してみました! サードマガジンは、川良先輩も書いていた通り、手持ちの服の合わせ方や着こなし方を店頭で相談することができるんです。

まずはこちらのオーバーサイズのグリーンのニット(エンフォルドのもの)。

<Before→去年はこんな風に着てました>

前だけインにしたり、全部ボトムインにして軽くブラウジングしたり、襟元を少し後ろに抜いて着てみたり。巻きスカートやメガネなどトラッドなアイテムと合わせることが多かったです。
かなり鮮やかなグリーンのため、合わせる色によってはケンカしてしまいます。ベージュが一番無難かなと思って、コーデュロイのパンツと。

このコーデュロイのワイドパンツとの合わせ、気に入っていたのですが、遠目に見ると「森ガール」じゃなくて、「森の木の役・その3」みたい!? 学芸会のアレです……。木の役の一人ような。

どうしたら良いのでしょう(涙)
サードマガジンのディレクター祐宗摩稚子さんとプレスの中山彩子さんにご相談してみたところ……。

<After→黒いマキシスカートでシックに!>


まあ、なんということでしょう!

スッキリと背が高く(天井が高く、みたいなテンションで読んでください)、ほっこりとしていたニットがモードに変身したではありませんか。

スリットからチラッと覗く脚もセクシー。

「深い緑色のニット自体がトラッド見えするアイテムなので、あえてトラッドではないものと合わせるといいと思います」と中山さん。まさに全身トラッドにまとめちゃってましたよー(涙)。それはそれで好きなのですが、女性には意外性と振り幅も必要ですね。

オフショルダーなサイズ感も、モードなアイテムと合わせれば、時代遅れなのではなくてモードなデザインとして着られます。

バッグやアクセサリーも辛口なものをチョイスすれば、ほっこりしない。 VOLKER LANGのスタッズバケツトート ¥41000、チェーンブレスレット¥20000/サードマガジン



女っぽいバタやんに変身できたところで、もう一つ、難しいアイテムをご相談。イザベルマランのストライプのパンツ。とっても気に入っているのですが、ネップのあるグレーにエンジの線が入っている複雑な色合わせで、トップスの色にいつも悩みます。

<Before→ロゴニットと合わせてプレッピーに>

私立校に通うぼっちゃん風にまとめがち。

ややフレアなシルエットもまた“懐かし感”が出てしまうのかもしれません。

<After→透けブラウスでレディに昇華!>

袖のボリュームや透け感、程よい肌見せが黒の強さをやわらげてくれます。

「こちらのパンツもトラッドなアイテムなので、フェミニンなものと合わせて外しましょう。靴もヒールにすると、マニッシュなパンツもかえって女らしく見えます」と中山さん。その発想はなかったーーー!

いつもと違う雰囲気になって、テンションが上がります。
手持ちの少しフェミニンなボウタイブラウスと合わせてみようかな、などワードローブの活性化にも繋がりそう。

お店で色々試着させてもらって、ネットでポチッと購入、手ぶらで帰れるところもいいですね。こんなお店が全国に増えたらいいのに〜と思いました。
皆さんも持て余しアイテムがありましたらサードマガジンへぜひご相談されてみてください(事前にご予約とアイテムを伝えておくことをおすすめします)。
 

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