アーティスト清川あさみさん、京都で「千年後の百人一首」原画展を開催中_img1
「百人一首」の中で特にお気に入りの首として、清川さんと南さん二人が挙げたのは蟬丸。
蝉丸©AsamiKiyokawa
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小野小町©AsamiKiyokawa

「私が初めて京都の建仁寺・両足院に伺った時、建物や庭園がとても美しく、空間に自分の作品が並んだ光景を想像しました。 日々の雑念から解放され、ただ身体の状態に向き合い、耳を傾ける心地よい時間。 まるで千年前の歌が聞こえてきそうな静かな時間が流れる空間をイメージしています。 秋の両足院という場で、庭の紅葉や匂い、歌人達の気配と共に、この時代に生きている事を肌で感じながら「千年後の百人一首」の世界を楽しんで頂けたら幸いです」(清川あさみさん)

「絵札の実物を目にしたとき、 千年前から現代へ、一本の糸で繋がってきたような、運命的なものを感じました。 揺らめく糸が、ビーズの光が、一瞬ごとに違う姿を見せ、 それでいてしなやかな美しさが、じっと佇んでいたのです。 百人一首もまた、時を超える美しさがありながら、 悲しみや喜びの一瞬が、歌に閉じ込められている。 この絵札だからこそ、触れられる千年前があるのだと思います。 両足院でのその一瞬を、今から楽しみにしています。」(最果タヒさん)

「簡単に“答え”にアクセスできる時代だからこそ、“問い”が重要だ。 いにしへの歌の韻律と風光を豊かな五感と想像力で捉え、糸を紡ぎ織り成す現代絵札。 彼女の作品は、現代から過去と未来への“問い”の投げかけだ」
(伊藤 東凌さん/両足院 副住職 )

ぜひ、京都を訪れる予定がある方は足をお運びください。私も、このところずっとスケジュール帳とにらめっこしております!

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今日のお品書き
リンクトイン日本代表の村上臣さんにインタビューの中の「好きなモノで繋がった人とは男女も年齢も関係なく仲良くなれる」というお言葉! それこそが私がミモレで実現したい世界かもしれないと大興奮で記事を読みました。SNS疲れなどのネガティブな面に目が向きがちですが、SNSのポジティブ面に目を向けると、まだまだ可能性を感じられずにはいられなくなったり。人づきあいを見直したい方、ぜひ、ご一読くださいね!

 
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