先週末、ミモレ大学にもご登壇いただいたビジネス・インサイダー・ジャパン統括編集長であり、AERA元編集長の浜田敬子さんとミモレのインタビュー記事にご登場いただいた(アフロヘアでおなじみの)フリーランサーの稲垣えみ子さんのトークショーに行ってきました。トークテーマは……

仕事でどうしたら楽しめる?

「ひょえ〜」と会場がどよめく、朝日新聞社記者時代のオフレコなエピソードも飛び出しました。

朝日新聞社を退社され、おふたりとも新たなる道を切り拓き、各方面でご活躍されています。稲垣さんは男女雇用機会均等法が施行後の第1期、浜田さんは第3期の入社だそう。いわゆる“男社会の極み”とされていた当時の新聞社の記者職として働かれてきたおふたりのご苦労は(かなり愉快に、エンターテインメントのお話に昇華されて話されていましたが)察するにあまりあり! 「この先輩たちの奮闘で今があるのだなぁ」と身が引き締まる思いでもありました。

トークショーはM-1グランプリの決勝とかぶっていたのですが、私には同じくらいにおもしろかったです(比べるものではありませんが!)。あっという間の2時間でした!

仕事が大好きで一生懸命に取り組む。それだけのことなのに、なぜ女性だけが“バリキャリ”と言われてしまうのかということを疑問視する浜田さんは、「女性がより積極的に仕事に向き合える社会にしたい」と言います。「依存関係から脱することを模索し、自分と会社の関係をフェアにすべき」と稲垣さんは言います。そして、お二人とも「誰かのためになっている」という充足感が仕事においてはとても大切なことだと力説されていました。

「会社と対価と仕事(の内容)のバランスをはかること」「会社で働きながらも、やめても大丈夫な自分であること」「“会社がイヤ”と“仕事がイヤ”を混同しないこと」……などなど。たくさんの気づきに思いをはせながら帰途につきました。

今、皆様は仕事を楽しめていますか?

インタビューをミモレにて実現させますので、しばらくお待ちくださいませ。おふたりに聞きたいことがあればぜひコメントをお寄せくださいね!

今日のお品書き
浜田さんと稲垣さんのトークショーがあったため、M-1決勝は録画で観たのですが……いやぁ、須永さんの論評に完全に同意。私も、この方にしびれまくりました。しかし、M-1が終わると一気に時の流れが加速しますね……! あと、まばたきを3回くらいしたら、年を越してしまうのではないかという焦燥感に押しつぶされそうです(苦笑)。