笑顔が魅力的になりたい

子育て、仕事、生活環境…アラフォー世代の“暮らし”には“悩み”がつきもの。
そんな悩みが少し軽くなるアドバイス、お届けします!
(※この記事は連載の一部です。バックナンバーは画面下の【関連記事】から)

今回は“笑顔”に関するお悩み。年齢を重ねるにつれ内面からにじみ出る“美しさ”は増してくるもの。でも、そもそも“内面を磨く”ってどういうこと? 素敵な笑顔になれるコツを「ミモレ」のコンセプトディレクター 大草直子がお答えします。

【お悩み】にじみ出る美しさに憧れるけど、どうすれば“内面を磨く”ことになる?


大草さんや亜希さんのような、ガハハと笑う笑顔が眩しい40代になれたらと憧れています。ビシッときまったメークよりも、目尻のシワや白く整った歯を剥き出しにする笑顔に魅力を感じるようになったのは、もうすぐ私も40歳になろうという年頃で、ことのほかカメラの前で笑うのが昔から苦手だからでしょうか。

雑誌などで、女性は30歳からは内面を磨くべきなどという話をよく見かけるのですが、正直どういうことなのかピンときません。自分のコンプレックス(例えばふくらはぎの太さや、微妙にエラの張った輪郭)や欠点や弱さ、人には隠したい負の感情などを自分自身で受け止めて認めてあげることができるのが、もう一歩私を大人にするための修行なのかなとも思うのです。そしてそうすることで、毎日のおしゃれをもっと自分のために楽しみ、そしてカメラの前でガハハと笑うことができるようになるのかもしれません。

大草さんは、御自身のコンプレックスとどう付き合いますか? 笑顔の秘訣は何ですか?内面を磨くとは、どういうことだと思われますか?(kyotomaman)

A. ポジティブなマインドは生まれつきではない。どんどん自分を肯定してあげて(ミモレコンセプトディレクター 大草直子)


笑顔の秘訣。これまでも何度か聞かれたことがあったのですが、自分のチャームポイントだと思っているので、こうして記憶して頂いていることが、本当に嬉しいです!
私はもともと垂れ目で笑い顔の上、小さい頃から「美人だね」とか「ミステリアスだね」とか言われることはなくても、「笑顔がいいね」と褒められることが多かったので、自分でも大切にしてきたのかもしれません。そのために、歯のホワイトニングは欠かさないし、目尻やおでこに寄るシワは気にしない、と言い切れるだけの強さもホールドするようにしています。

ただし、人によってチャームは違って良く、先に挙げたミステリアスな笑顔――例えば宮沢りえさんのような――も、とても美しいと思いますし、知性の感じられる笑顔――例えば滝川クリステルさんのような――も、間違いなく魅力的なのです。そしてどんな笑顔であろうと、毎日数回は心の底から笑える自分でいる、ということはkyotomamanさんがおっしゃるようにとても大切なことで、そのためには、さまざまなプロセスが必要なのかもしれません。

まず、負の感情は、きっと生きていれば誰もが感じるものなので、それを含めた自分を認めてあげることができたら、とても楽になると思います。「マイナスの感情を捨てなくては! もってはいけないんだ」と感じられる真面目なところも、kyotomamanさんの魅力です!

こんなふうにどんどんご自分を肯定してあげてください。私たち、40代の女性は自分を甘やかすことが、とても苦手です。いわゆるポジティブなマインドって、生まれつきではないんですよ。毎日、自分に言い聞かせることで、訓練して手に入れるものなのです。コンプレックスがたくさんで、人を羨んだりすることに苦しんでいた私が言うのですから、間違いありません(笑)!

大草直子

1972年生まれ。大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。雑誌「ヴァンテーヌ」の編集に携わったのち、独立。新聞、カタログを中心にスタイリング、エディトリアルをこなすかたわら、広告のディレクションやトークイベント出演、執筆業にも精力的に取り組む。2015年1月よりWEBマガジン「mi-mollet(ミモレ)」の編集長、2018年7月には、ミモレのコンセプトディレクターに就任。 近著に 『大草直子のSTYLING&IDEA 10年後も使える「おしゃれの結論」』(講談社)がある。プライベートでは3児の母。

(この記事は2015年1月20日の再掲載です)
構成/佐々木奈々子

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