華やかなピンクのコーディネート４選、バッグの共通点とは？

2019.4.9

昭和34年に皇室に入られてから60年間、人々を励まし、癒し、勇気づけてきた美智子さま。ミモレでは5月のご退位の前日まで、今も色あせることのない、日本女性の美、品格、優雅さ、可憐さ、思いやりの心を体現している装いを毎日振り返ります。

シンプルなピンクのツーピースに、チュールと花のコサージュがあしらわれた優美なお帽子をコーディネート。光沢感あるベージュのバッグがアクセントに。昭和45年10月、鎌倉近代美術館のムンク展をご鑑賞。

昭和46年4月、上写真と同じコーディネートで、東京・日比谷公会堂の身体障害者福祉大会にご出席。ブローチとパール、そしてお帽子のコサージュが華やか。

ピンクのコートジャケットに、上写真と同じ帽子を合わせられて。袖丈を短めにすることで、手を振るときなどご公務でも動きやすく。昭和45年11月、中央技能センターをご訪問。

鮮やかなピンクのジャケットとワンピースでエレガントに。４点の写真、すべてに共通するのは、バッグや靴をすべてベージュトーンで合わせられていること。ピンクとベージュのコーディネートは、美智子さまの定番の一つと言えそうです。昭和46年9月、昭和天皇ヨーロッパ訪問で羽田空港にて。

写真はすべて、講談社所蔵写真3万枚超から厳選した貴重なカットです。
この企画は弊社写真部のカメラマンが主に1960～1970年代に美智子さまを撮影したお写真で構成されています。キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。古い写真が多く、退色・汚損したものは色鮮やかにデジタル化してよみがえらせています。

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写真／講談社写真部
構成／片岡千晶（編集部）