年度末の冬の寒さから一転、満開の桜とともにようやく本格的な春の訪れを実感している今週末。
家族や友人、はたまたひとりのんびりと花見を楽しんだ方も多いのではないかと思います。
これからしばらくは、外に出たくなるシーズン。
わが家も自宅のテラスから近くの公園、ちょっと足を伸ばしてのピクニックなど、何かと理由をつけては外でごはんを食べます。

今日は、そんな外での食事にオススメの行楽弁当スタイルをご紹介します。

外で食べるお弁当、みなさんはどんな器やお弁当箱を使っていらっしゃいますか?
私は、箱+器の組み合わせが定番。

大人の行楽弁当は、箱+器の組み合わせで_img0
 

実はとにかく箱好きで、正月用の重箱だけでなく、大小様々な木箱、ピクニック用の箱型バスケットなど、あらゆるシーンに合わせて箱を使ったスタイリングを愛用しています。私のプライベートレストラン(現在育休中)でも、前菜は箱に入ってお出しするほど。

大人の行楽弁当は、箱+器の組み合わせで_img1
 

*ピクニックシーンでの箱型バスケットは以前ミモレでもご紹介(「無印のカゴでできるおしゃれピクニック」)。

箱の良い点は、何と言っても

・イベント感がある
・きちんとして見える


ということでしょうか。

さらに、そこに器をプラスすると、

・汁漏れの心配が軽減
・おせちのようにぎゅうぎゅうにするほどの料理がなくてもOK
・美しく盛り付けられる

と良いことづくしなのです。

大人の行楽弁当は、箱+器の組み合わせで_img2
 

デメリットは、

・少々重い
・帰りもコンパクトにはならない


ですね……。

それでも箱に詰めるだけで、気分も美味しさも全然違います。

できれば料理は自分で作ったほうがいいけれど、忙しくてお惣菜を買ってきた場合でも箱に詰め替えるだけで違います。絶対に違います。あの透明なプラスチックの容器は、軽くて便利な運搬用包装です。決して器の代わりにはなりません。

せっかく、美しい花を愛でたり、季節の心地よさを味わいに外に出かけるのですから、ごはんを運ぶ器にもちょとだけ気を配りたいもの。一層心豊かな行楽になりますよ。