GWですね。
こんなゆっくりした朝(いや、もう昼?)は、おいしそうな目玉焼きについて考えてみたいと思います。
私は大変な卵好きでして、それはもうゆで卵に卵焼き、オムレツといったオーソドックスなものから、揚げ卵に卵のピクルスに、自分の店では締めの一品はスペシャルな卵かけごはんで、果ては昨年は卵料理のWSを開催したほどに卵を愛しております。→本にしたいくらい!
比較的安価で手に入れやすいこともあって、とにかくよく食べられている!そして、バリエーションが豊富。しかも、定番の食べ方でも人それぞれこだわりがあって、みんなに話を聞いてみると本当に面白いのです。

 

そんな「私の食べ方選手権」で、一番各々の好みが出やすいのが「目玉焼き」です。
片面焼き?両面焼き?
目玉は半熟?しっかり焼き?
フタはする?しない?
かけるのは塩?醤油?ソース?
一緒に焼くのはハム?ベーコン?
単体で食べる?ごはんに乗せる?それともパン?

とにかく、組み合わせは無限大。
シンプルだからこそ、いろんなアレンジができるんですね。

私の好みは、たっぷりめのおいしいオリーブオイルを熱したところに卵をジュッと割り入れ、そのままフタをしないで白身が固まるまで弱火で焼き、塩をふってトーストにon。
たっぷりめのオイルで焼くのはスペイン風目玉焼きというらしく、カリカリに焼けた白身の端っこと、プリンプリンの白身、透明感があってトロッとした黄身が最高です。あふれた黄身をパンですくって食べると、もう。

 

「目玉焼き おいしい焼き方」で調べると
・熱したフライパンに薄く油をひき、卵を割り入れ、大さじ1の水を周りに垂らしてフタをして蒸し焼にする
・熱したフライパンに薄く油をひき、塩を軽くふってから、卵を割り入れて好みの加減に焼く
など、様々なこだわりの目玉焼きの作り方が出てきます。

でも、どんな目玉焼きにも共通しているのは
・新鮮な卵を使う(古いものは割り入れた時に黄身が壊れやすい)
・黄身に塩をふらない(変色するから)
・薄く油を引いてから卵を割り入れる(くっついたら大変)

お仕事で目玉焼きを作ったり考えたりすることもあるのですが、去年好評だった「変わり目玉焼き」はこちら。泡だてた白身をオーブン(トースター)で焼き、その上に黄身をON。雲の上に乗ったその名も「クラウド目玉焼き」(企業HP内の動画なので、ちょっとCM入っているのはごめんなさい)です。

 

あとは、実は世界一卵を食べる国メキシコの定番の卵料理は「離婚した卵」という名前。ええっ!とびっくりするネーミングですが、なんのことはない。二つの目玉焼きにそれぞれ赤のトマトサルサとグリーンのサルサをかけたもの。一つのお皿の上で別々のソースをかけられた目玉焼きが悲しいやら、おいしいやら。

興味があればぜひチャレンジしてみてくださいね。