今からでも超大型連休に海外旅行がしたい、という方にお勧めなのが香港。4時間のフライトで到着し、2泊3日でも、アジアの親しみとヨーロッパの優雅さ、両方が混ざり合ってた街を楽しめます。エキゾチックだけれども安心感もある旅ができるのです。

ミモレ世代の方でとても多いのが「母と一緒に香港へ」。ホテルでの滞在自体をメインイベントにする、ゆったりペースの旅にしたいもの。

それとも、朝から晩まで歩き回って、エネルギッシュに過ごして、美味しいもので喰い倒れる、女友だちとのアクティブな旅に出かけますか。

それぞれのスタイルにぴったりな、まったく正反対の2軒のホテルを紹介します。


①母子旅行にお勧めは、温かいホスピタリティも魅力の香港を代表する優雅な老舗ホテル

The Peninsula Hong Kong(ザ・ペニンシュラ香港)


英国統治時代の1928年に創業したザ・ペニンシュラ香港は、東西が融合した歴史と文化を、香港と共有してきた特別な存在のホテル。

歴史を感じさせる特別なホテル。

重い扉を開くドアマンの優しい微笑みに招かれて、ロビーに足を踏み入れただけで、豪華客船やシベリア鉄道の乗客で賑わっていた光景が心に浮かんでくるような、華やいだ魔法にかけられてしまいます。

いつ来ても華やかなロビー。

ロビーでのアフタヌーンティーは常に大人気。数ヶ月おきにテーマが変わります。 オリジナルブレンドの紅茶の美味しさにはいつも感動させられます。年季が入って少し曲がった銀食器が素敵。

「東洋の貴婦人」と呼ばれる品格が溢れる一方、スタッフは、物腰柔らかくフレンドリー。物怖じせずに寛ぐことができるのです。

最高級のマルコポーロスイートからの景色は、まるで絵画のよう。
マルコポーロスイートの寝室。

この貴婦人、最新トレンドや技術にも常にアンテナを張っています。客室へのデジタルタブレット導入も、環境問題になったフカヒレやプラスチックストローの使用中止もいち早く実行。専用ヘリコプターとロールスロイス14台に加えて、2018年には専用ヨットも導入。シャンパンとともにゴージャスなハーバークルーズを楽しめます。

 

ペニンシュラヨットでのハーバークルーズは最高の気分。

ホテルの歴史を、食を通したエンターテインメントとして味わえるプログラムが「カルナリージャーニー(HK$1928)」。

アーカイブルームにある歴代ペニンシュラベアや食器。先日紹介したYuet Tung China Worksで作られたコーラル・クレストの姿も!

創業以来のペニンシュラ香港にまつわるお宝を集めた「アーカイブルーム」を、シャンパン片手に見学した後、広東料理のスプリングムーン、モダンヨーロピアンのフェリックス、フレンチのガディスという3軒のレストランを回って代表料理をいただくという内容です。

クラシックで麗しいフレンチレストラン、ガディスで。

参加者には特製パスポートが配られ、レストラン訪問ごとにハンコを押してもらえます。ペニンシュラの歴史と美食を堪能できる特別な夜になりますね。

こちらが特製パスポート!

住所 九龍尖沙咀梳士巴利道22號
電話 852-2920-2888
室数 297室
宿泊料 Grand Deluxe Harbour View Room HK$6880(2名1室)~
WEB  www.peninsula.com/

 
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