広告代理店営業ウーマンの先駆け的存在で、現在はプロデューサー、コメンテーターなど多岐に渡って活動されている飯野晴子さん。また、昨今ブームとなっているグレイヘアをいち早く実践された女性としても有名です。完全に白髪になってしまえばいいのだけど、難しいのはごま塩になる移行期間。簡単でお金がかからずオシャレヘアにもなる乗り切り方を教えてもらいました!

プラチナのスプーンさんからの質問

Q. 綺麗なグレイヘアになるまでの移行期間を
どうすれば良いか試行錯誤しています

 

ヘアカラーについて伺います。現在、分け目と生え際を中心に白髪が目立ちます。カラートリートメントをして対処しておりますが、いずれはグレーにできればと考えていますが、それまでの移行期間をどうすればよいか試行錯誤しています。このまま髪をいたわりながらカラーを続け、白髪の分量を見極めて移行するのが良いのでしょうか?(52歳)


特別ゲスト 飯野晴子さんの回答

A. 私はメッシュを入れていました。
これがいい感じにオシャレになるんですよ!


私は45歳で白髪が出始めたんです。プラチナのスプーンさんのおっしゃる通り、初期の頃って白髪と黒髪が入り混じっているから気になりますよね。そこで私は、その期間はメッシュを入れていました。仕事と子育てが忙しくてあまり時間がなかったからメッシュを選んだわけなんですけど、これが元の髪色と、新たに出てきた白髪と、そしてメッシュした金色と、いい感じで混ざってとてもオシャレになったんですよ!

 

とは言っても、毎回美容院でメッシュを入れてもらっていたら、けっこうなお金がかかってしまいますよね。私も当時、ようやくしっかりとした会社に移ったばかりの時期だったので、そんなに経済的余裕がなくて。だから海外メーカーのメッシュセットを使っていました。私は海外出張が多かったものだから、その際に1セット10ドルぐらいのものを買い貯めしていたんですけど、今はネット通販があるし、もっと手に入りやすくなっているんじゃないかしら。

白髪と元の色の髪が入り混じっている期間って、まだらになるのが嫌で全部染められる方が多いと思うんです。でも私は、メッシュを入れて部分的に染めただけ。それはとても良かったと思っています。というのも、先日キューティクル年齢というものを測ってもらったんですね。そうしたら何と、「飯野さんのキューティクルは20代です」と言われたんですよ! たしかに私は人生で一度もパーマをあてたことがないんですけど、多分、白髪が出始めた頃に毛染めをしなかったことも大きいと思うの。ですからこのメッシュで乗り切る方法、良かったら皆さんも試してみて。オススメよ。
 

PROFILE
  • 飯野晴子(いいのはるこ)プロデューサー、コメンテーター、ブロガー。1943年生まれ。35歳で離婚後初めて就職。広告代理店営業ウーマンに道を開いた。ロエベ、フェラガモ、ポルシェ等数々のラグジュアリーブランドを担当。退職後は、都会と海辺の家を行ったり来たりしながら、企業や商品のPRプロデュース、TV番組の出演、セミナー講師、講演活動などさまざまな分野で活動中。アメーバブログでは、文化人部門で常に上位50位前後に位置するなど、ブロガーとしての人気も高い。また、ブログ読者の悩み相談を受けることから始まったワークショップは、週末を過ごす家で定期的に開催、全国から女性が参加し人気を博す。「チーム・ソルトン&セサミ」(2008年〜)の設立メンバーとしてチャリティ活動も積極的に行っている。(ブログはコチラ→http://ameblo.jp/iino-haruko/ この人の回答一覧を見る
  • 山本奈緒子(やまもとなおこ)1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る
 取材・文/山本奈緒子

 

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