ワールド・オブ・ウェッジウッドがある緑の丘と運河が印象的なストーク・オン・トレント。英国が誇る陶磁器の街の歴史を訪ね歩きました。※有名陶器ブランドの工房やファクトリーショップもたくさんあります。時間がある場合は、そちらもまわられると良いかと思われます!
大量生産する窯業ためには石炭を使った蒸気エンジンが使われていました。その石炭がとれること、そしてこの土地に陶土が豊富だったことから、産業革命とともに一気に発展を遂げたようです。
当時は、本当にいくつもの「ボトル型の窯」がタケノコのように(!?)、街中にニョキニョキと突き出していたのだそうです。この当時の窯、工場の建物を使って、ヴィクトリア朝(19世紀後半)の工場を再現したのがグラッドストーン・ポッタリー・ミュージアムです。外観が見えた瞬間、脳内タイムスリップ! 「なんじゃ、こりゃー」と大興奮してしまいました。
博物館内は、順路に沿って進むことで、当時の陶磁器の行程が分かりやすく理解を深めることができます。窯の中に入ることもできるんですよ!
館内では展示の見学のほか、毎日たくさんのワークショップも用意されています。陶器好きな方は一日中楽しめてしまうのではないでしょうか?
ロンドンからの距離感や窯業と街の関係を、あまりにも乱暴にたとえるなら「益子」のようなイメージでしょうか。イギリス旅行の日程に余裕がある方、焼き物がお好きな方は是非ロンドンから足を伸ばしてみてはいかがでしょう?
というわけで、次回からロンドン編!
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