ワールド・オブ・ウェッジウッドがある緑の丘と運河が印象的なストーク・オン・トレント。英国が誇る陶磁器の街の歴史を訪ね歩きました。※有名陶器ブランドの工房やファクトリーショップもたくさんあります。時間がある場合は、そちらもまわられると良いかと思われます!

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ベストウェスタンホテルは、ともとはウェッジウッドの工場だった建物をリノベーション。
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ウェッジウッドの創設者・ジョサイア・ウェッジウッド氏が設立に尽力した運河。この街の工場で作られた陶磁器は船でイギリス各地まで送られたそう。ただつくるだけではなく、壊れずに、安価に運ぶ方法を考え、街に提供したジョサイア氏は、もちろんこの街が誇る英雄です。こちらは運河の起点となるアリーナ。

大量生産する窯業ためには石炭を使った蒸気エンジンが使われていました。その石炭がとれること、そしてこの土地に陶土が豊富だったことから、産業革命とともに一気に発展を遂げたようです。

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運河沿いの八重桜。街のいたるところで花が咲き始めていて、お散歩に最適な季節の始まりを感じました。
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アリーナ横では鴨が卵を温めていました。本当にのどか!

当時は、本当にいくつもの「ボトル型の窯」がタケノコのように(!?)、街中にニョキニョキと突き出していたのだそうです。この当時の窯、工場の建物を使って、ヴィクトリア朝(19世紀後半)の工場を再現したのがグラッドストーン・ポッタリー・ミュージアムです。外観が見えた瞬間、脳内タイムスリップ! 「なんじゃ、こりゃー」と大興奮してしまいました。

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圧巻! 私、この窯が5本突き出た光景にテンションが急上昇(ちょっと建造物萌えするところがありまして……)してしまいました。

博物館内は、順路に沿って進むことで、当時の陶磁器の行程が分かりやすく理解を深めることができます。窯の中に入ることもできるんですよ!

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この旅のバディ、写真家・在本彌生さんとエントランスで記念撮影。安心してください、仕事ですよ(苦笑)!

館内では展示の見学のほか、毎日たくさんのワークショップも用意されています。陶器好きな方は一日中楽しめてしまうのではないでしょうか?

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私は大興奮で「窯」を撮影しまくりました!
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もちろん在本さんもシャッターが止まりません!
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こちらはワークショップがおこなわれる工房の一画。
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ワークショップに参加せずとも、職人さんの作業を見続けることも一興。ろくろ作業って、いくらでも見つめていられるのはナゼなのでしょう? 

ロンドンからの距離感や窯業と街の関係を、あまりにも乱暴にたとえるなら「益子」のようなイメージでしょうか。イギリス旅行の日程に余裕がある方、焼き物がお好きな方は是非ロンドンから足を伸ばしてみてはいかがでしょう?

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ストーク・オン・トレント駅の前には、ジョサイア氏の銅像が! この後、電車(30分に1本の頻度で出ています)でロンドン(約90分)へ。


というわけで、次回からロンドン編!