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体にやさしく、キレイになれるお菓子は、罪悪感もストレスもありませんが、いくら健康や美容によいといっても、やっぱりおいしくないのはイヤ、ですよね。そこで、味わい深くてカロリー控えめ、肌や腸にもよく、アンチエイジングにも効果的、そんなちょっと欲ばりなスイーツレシピを、お菓子研究家の石橋かおりさんに教えていただきます。
第1回目は、生クリームを使わない「ヘルシーな生チョコ」のレシピをご紹介します。トッピングのパウダーで、いろいろな味わいを楽しめます。

普通のお菓子と、どこが違うの?


まず、使っている材料が違います。体や健康のことを大切に考え、材料を選んでいます。一番違うのは素材です。配合も、おいしさを損なわないぎりぎりのところで、でも、できる限り体に負担のかからないバランスになっています。これまでお菓子を作ってきた人にとっては、「これで、できちゃうの?」という驚きもいっぱいです。でも簡単に作れるので、初めての人でもご心配なく。

豆乳の生チョコ3種パウダー

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 材料(約10×10×5cmの容器1個分)

スイートチョコレート(カカオ分50~60%)……100g
豆乳……65ml
洋酒(好みで、ラム酒・ブランデーなど)……小さじ1
抹茶、ココア、きな粉……各適量

 下準備 

・チョコレートは大きければ刻む。
・容器に合わせオーブンシートを側面まで敷きこむ。

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容器はサイズが同じくらいなら何でもOK。

 作り方 

1.ボウルにチョコレートを入れ、湯せんして溶かす。

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ボウルの底だけが湯に当たるようなサイズの鍋に湯を入れ、湯せんする。

2.豆乳は電子レンジで約30秒温める。
3.1に2を加えて混ぜ(A)、容器に流し入れて表面を平らにする(B)。

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(A)豆乳は温めてあるので混ざりやすい。
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(B)チョコレートを容器に流し入れる。

4.冷蔵庫で半日以上、固める。
5.容器から出してオーブンシートをはずし、湯で軽く温めた包丁で好みの大きさに切る。
6.バットに抹茶やココア、きな粉をそれぞれ茶こしでふるい入れ、5にまぶす。

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抹茶などをチョコレートに手早くまぶす。

■ 栄養ポイント
生チョコというと生クリームが入ったものが一般的ですが、これは豆乳で。だからカロリーオフのうえ、イソフラボンの効果もバッチリ。口に入れるとすっととけて、後味もすっきり、でも満足感もあります。なお、チョコレートはカカオ分が高すぎると、溶かし固める時点で分離するので、50~60%のものでトライして。

「スイーツはガマンしたほうがいいとも思うんだけど」
スイーツは、私たちを幸せな気持ちにしてくれる魔法を持っています。甘い味やいい香りには魅惑のマジックがあるのです。
自然に、スイーツを食べたくないと思えるのなら、それでOK。でも無理矢理、健康のために、ダイエットのためにと我慢していると、どこかでストレスがかかります。そして、激しくリバウンドしてしまう可能性も。好きなことは続きますが、無理は続かないものです。
だから、たまには幸せを運んでくれるスイーツを召し上がれ。この本で紹介している体にやさしいものなら、うしろめたさもありません。いつも、がんばっている自分にごほうびを!


石橋 かおり(イシバシ カオリ)
お菓子研究家。長野県在住。
誰が作っても失敗なく、おいしいお菓子レシピを考えるのは、もはや天職。日々、試作を重ね、今回も“簡単でおいしい&ストレスなくダイエットや美肌、美腸などに一役買えるアンチエイジングスイーツレシピ”を次々と生み出した。著書には『Pink!』(アスペクト)、『シフォンケーキとシフォンロール』(主婦の友社)、『HAPPY CHEESECAKE』シリーズ(主婦と生活社)、『ベスト オブ チーズケーキ!』(講談社)など多数。
・石橋かおりHP Cake on Web

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『はじめての ナチュラルスイーツ』

著者 石橋 かおり 講談社 1400円(税別)

美肌、女性ホルモン、美腸、ダイエットにいい!
白砂糖、バター、牛乳を使わない、簡単、おいしい、ヘルシーなお菓子!

「体にいいお菓子レシピ」は既にあるけれど、おいしくなくては作る気にはなりません。食べておいしく、少量でも満足感があって、できるだけ近くのスーパーでも手に入る食材ででき、なおかつ、簡単に作れるものに。そんな“いいとこ取り”のスイーツレシピがつまった1冊。

『はじめての ナチュラルスイーツ』のほか、料理、美容・健康、ファッション情報など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。
講談社くらしの本はこちら>>

写真/青砥茂樹(講談社)

出典元:https://kurashinohon.jp/1077.html

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