ジェンダーレス、多様性のメッセージが色濃く
今回発表された新しいロゴは、これまでの「s」だけ反転したものからさらに進化して全ての文字を反転させた斬新なデザイン。
「今まで以上にデシグアルであること」を表現し、反逆性や斬新さを求めるブランドのスピリッツへ原点回帰。
2020年春夏のコレクションのテーマは「el LOVE」。“ありのままの自分を愛すること、恐れず自分を他人に捧げること、そして混じり合うことを大切に。自分自身の最高のバージョンを内側から引き出すとともに、自らを取り巻くものを尊敬し、愛するようになってほしい”というメッセージが込められています。
従来のデシグアルらしいカラフルで個性的なデザイン、パッチワークアイテムに加えて、モノトーンのアイテムや大人のリゾートウエア、アスレジャーなコーディネートも充実。
トロピカルモチーフもシックでモードに。
デシグアルの“アイコニック”ジャケット。ミッキーやミニーが大胆にあしらわれたディズニーコラボは完売必須のコレクターズアイテム。
シックなセットアップや大人のリゾートワンピ、アスレジャーアイテムの提案も。
取材前は、「自分よりも若い子向けのブランドかなと思っていた」という大草ディレクターも、大人にこそ着こなせる遊び心溢れるリゾートウェアやカラーコーディネーションに、たくさん刺激を得られたショーだったと振り返りました。
国内外、新進気鋭のアーティストを大切に
「el LOVE」が提唱する「多様性」のメッセージを伝え続けるために、様々なアーティストと協業する新プラットフォーム「Desigual in BETA」を実験的にスタートするそう。
ショーのフィナーレでは、人気急上昇中のスペイン出身のR&B歌手、Aleesha(アリーシャ)が登場しライブパフォーマンスを披露。会場のボルテージも最高潮に!
さまざまな人種、国籍、年齢、体型の60名あまりのモデルが登場。
ショーを見にきていたミランダ・マカロフ。アーティストとしてマルチに活躍する世界的インフルエンサーの彼女は、今回のショーでカプセルコレクションを発表。
ビーチでのサイレントディスコに始まり、本社前での一大スペクタクル。
「ブランドのポジティブなパワーを感じ、メッセージは服そのものを通じてだけでなく、デシグアルの服を選ぶ、ブランドとのタッチポイントを作る――という経験から来るのだなと実感した」と大草ディレクター。「ブランドにコミットする人たち(ファン、スタッフ、アーティスト)同士の一体感」にファッションのつくり出すポジティブなパワーを再認識できた取材ツアーでした。
今回発表になったリブランディングを受けて、日本では9月に原宿の旗艦店をリニューアル。今回、ツアーでも一緒だったアーティストのとんだ林蘭さんがファザードを手がけるそう! 全国のショップも順次リニューアル予定。新生デシグアルを確かめにぜひ訪れてみてください。
<SHOP DATA>
Desigual Store Harajuku(デシグアル ストア 原宿)
住所:東京都 渋谷区 神宮前 6-10-8 ウィンベルプラザ原宿
電話:03-5467-2680
営業時間:月〜日(11:00~21:00)
構成・取材・文/川端里恵(編集部)
取材協力/デジグアル
商品に関するお問い合わせ/デシグアル マーケティング部
tel. 03-5467-2688
デシグアルオンラインストア/https://www.desigual.com/ja_ JP
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