こんにちは。
このブログではわたしの日常や仕事のことなどをいろいろな形で 書いていこうと思っていますが、今回はこの年末年始の東京での様子を。 現在妊娠7ヶ月目に入ったところですが、振り返ると2014年は妊活 (年始から不妊治療していました、もし皆さんにご興味があるようであれば詳細もいつか・・・)と、PLANTOLOGYの起業準備、そして日々の仕事に慌ただしく明け暮れていたことも あり、東京への帰省は8ヶ月ぶり。 すっかり日本の文化や食べ物が恋しくなっていたこともあり、今回はお食事、お茶、スイーツまで日本的なものにばかりこだわってあちこちに行っていました。
まずは
・麻布十番 なにわやの鯛焼き。
最近薄皮鯛焼きもあちこちで買えるようになりましたが、やはりここの皮の質感と 香ばしさは別格!ガスの火で回しながら焼いているからでしょうか。 餡の程よい甘さといい、新しくなったとはいえお店の佇まいも大好き。
夫と大晦日の昼下がりに、ほっこりとしあわせいっぱいのお茶の時間を。 わたしはもちろん、たいやきを。

夫は粟もちにあんこ。

・築地場外
厳選された和食材はグルメスーパーで探すことも多いですが 築地での買物は帰国時の欠かせないお楽しみの1つ。
かつおぶし、海苔、昆布、豆など、たくさんお店が並びますが
料理に一家言ある母が良質なものを揃えている行きつけを厳選してあるので 迷いなく廻れます。
すっかり巨大な観光地化している築地とはいえ昔からある専門店でこだわりを聞けるのも築地ならではの楽しみ。お店の人に色々と話を聞いてみるとたのしいです。

そして毎日使っている「有次」の包丁をアメリカから持参してきて、研いでもらうのも毎回の恒例となっています。

この他にもお寿司を食べたり、ミシュランの星つきのお寿司やさんで使われている という海苔をまとめ買いしたり、卵焼きを何種類も試食してみたりと 築地ならではの楽しみ方はたくさん!
それにしても、この築地がもう1年で様変わりしてしまうのかと思うと本当に残念でなりません。東京オリンピックが決まったことは良いかもしれませんが、オリンピックは短期間のものなのに。でも築地市場は―――。
老朽化している市場には移転によるメリットもあるのだろうけれど、 はじめて場内に足を踏み入れたとき、どこもかしこもキレイに整えられた東京で
こんなにも雑多で、生命力にあふれた場所、他にないと感動したのを覚えているだけにここが変わってしまうのは反対です。 今後も築地に残るという場外だけでも十分雰囲気は楽しめるかと思いますが 未体験の方はぜひ早起きして一度場内にも足を運んであの空気を感じて もらいたいです。
・金田中 表参道
築地とは打って変わった洗練を極めた表参道の隠れ家スポットは打合せのときに教えていただいて始めてうかがいました。大切な人とのお茶や打合せはもちろん静かに1人でお茶を飲む、本を開く、思いをつづっていく、そんな時間にぴったりだろうな。


・ホテルオークラ
日本のモダニズム建築の象徴である名建築にも関わらず、ご存知の通り旧館の取り壊しとリニューアルが決まっているとのことで今回の帰国でぜひにとステイしました。
レトロでモダンで日本らしさが残る建築とサービスで織りなされるオークラのスタイルと空気感、一見古くさくも見えるけれど、これがなくなってしまうとは。 国内はもちろん、特に海外の建築家やフォトグラファー、クリエイターからの支持が高く、皆さんフロントでこのリニューアルに反対の意を伝えることも多いせいか、 社内からもロビーだけでも保管出来ないのかという意見も出てきているそうです。 計画が良い形で見直されたら良いのになあ。

・Cafe Kitsune
表参道で友人と待ち合わせしている途中に見つけました。
2015年は東京にもサードウェーブコーヒーが続々上陸とは聞いていましたが、
ただ海外のものを持ち込むだけでなく、こんな形で東京らしく進化させているんですね。
茶室をイメージした店内、ドリップコーヒーの美しいフィルター虎やさんの和菓子、どれも美しかったです。



経済が上向き、どんどん新しいビルや商業施設ができていく東京の中で
今、心惹かれるのは、新旧問わず、「日本」を色濃く感じられる「こと」や場所」。
特に今はアメリカに暮らしているからこその里心なのか、
古くて良いもの、一度失ったら二度と手に入らないかけがいのないものが
目先の経済優先でなくなってしまわないよう願うばかりです。
それにしても和菓子や母手づくりの大ご馳走や友人たちとの外食もあり 少々予定よりも早く体重が増えてしまいました。
早速アメリカに戻ってウェイトコントロールに挑戦しているので、
その様子は次回書きたいと思います!
雅子
Instagram でも色々とアップしています、ぜひ。
@masako4933
@plantology_diary
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