9月9日は「重陽の節句」。まさに菊のお花のお節句です。

ころんとしたお花の形が可愛らしいです♡(鶴屋吉信製)

菊の花びらを浮かべたお酒をいただき、菊のお花の露を綿に含ませ肌をなでて、いつまでも元気でいられるように願います。
私もこの時期は菊の四方盆を飾ります。

毎回箱を開けるたびにその可愛らしさに思わずにんまりします(笑)

「置上」という技法で、桐生地に胡粉を塗り重ねて菊の花を立体的に現しています。
こちらは昭和17年にお祝い事の記念として配られたもので、立派な箱書もあります。戦火が激しくなってゆく不穏な時代にこれだけ素晴らしいものを用意できたという財力、そして無傷できれいなまま80年近くもの時を経ていることに驚くばかりです。

茶道の会報に似た意匠の茶箱が載っていました。昭和天皇御即位をお祝いして、昭和3年頃作られたものだそうです!

美しいものを愛で、手に取り大事にしようと思う人の気持ちはいつの時代も変わらないのね…と精緻に描かれている白い菊のお花たちを見て、あらためて思いを馳せました。

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