5月1日、皇后になられた雅子さま。以来、聡明さと語学力、ご自身のキャリアを発揮され、海外からの賓客も細やかなお心遣いでもてなされるなど、精力的にご公務にあたられています。
そのご活躍ぶりに働く女性として母として、敬意や共感を覚えている女性も多いのではないでしょうか? 

 

ファッションも雅子さま流です。鮮やかな色からパステルカラーまで、ご公務の内容に合わせた選択。伝統的な着物からエレガントなドレス、マニッシュなジャケット&パンツスタイルまで幅広い着こなし。ご成婚前のキャリア女性らしい颯爽としたスタイルに憧れたことを思い出す読者の方もいることでしょう。

ミモレではご婚約が決まった頃から今までの写真を紐解き、雅子さまのファッションに注目。雅子さまのスタイルには、現代の新しい皇后像が反映されているのです。

ご結婚からおよそ2年半、一般参賀に参加される雅子さま。鮮やかなピンクのドレスはフレッシュな存在感が。ウエスト部分には、2つのリボンがあしらわれています。胸元のブローチで輝きを添えて。1996年1月2日、皇居にて。 写真/講談社 

ドレスと同じ、鮮やかなピンクのリップがはじけるような笑顔を彩って。ブローチともマッチした、華やかなパールの指輪、イヤリングで品格を。写真/講談社


キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。

 

『美智子さまから雅子さまへ 三部作1 美智子さまの想いが雅子さまへ 雅子妃誕生』

価格 1500円(税抜)

今回の代替わりに際して、渡邉みどり氏は、美智子さまと雅子さまの交流、それぞれの苦悩、家族愛などを書き綴った『美智子さまから雅子さまへ』3部作をまとめた。POD(ペーパーバック版)と電子書籍での発売。

構成/片岡千晶(編集部)