とうとう来ましたねぇ、ベン・アフレックとジェニファー・ガーナーの離婚報道。少し前からふたりの不仲説は囁かれていて、ふたりは躍起になって仲がいいところをパパラッチにアピールしてたんだけど、10年目の結婚記念日の翌日に正式に離婚を発表。なんだか切ない〜〜(涙)。

この笑顔も演技だった!?

ベンとジェニファーは、ジェニファーの出世作ともなった映画『デアデビル』での共演がきっかけで恋に落ちて2005年に結婚。その後、2男1女に恵まれ、ジェニファーの映画撮影中はベンが全面的に育児を担当し、逆にベンが制作した映画には「妻よありがとう」の感謝の気持ちを込めて、「撮影協力:ジェニファー」と名前がクレジットに出る、なんて微笑ましいエピソードも聞かれていました。つまりハリウッドの中でも仲睦まじい、おしどり夫婦と思われていたのですね。

ですが実はベンは、去年ラスベガスで勝ち過ぎて追い出されたほどの重度のギャンブル依存症。さらには女グセも悪く、最近では『ゴーン・ガール』で共演したセクシー女優のエミリー・ラタコウスキーとの浮気報道も。それでもジェニファーはなんとか結婚生活を維持しようと、夫婦問題のカウンセリングに通ったりして努力を続けて来たんだとか。そんな努力もむなしく、ぎくしゃくしてきた家庭からベンの足は遠のき、最近では滅多に家に帰ってくることもなく、ついにキレたジェニファーが「もう家から出て行ってヨシ!!」と最後通告を出したそう。

ちなみに、ハリウッドではおしどり夫婦と呼ばれるカップルほど離婚する傾向が。ここ最近だとグウィネスとクリス・マーティンが結婚11年目で、ティム・バートンとヘレナ・ボナム=カーターも13年目にして去年離婚したばかり。ぱっと思い浮かぶ結婚20年以上続いてる夫婦って、トム・ハンクスとリタ・ウィルソンくらいかも。(これに関しては前にもちらっとお伝えした「結婚13年限界説をいつか解説したいのですが、時間と文字数の関係上、それはまた次の機会ということで!)

ベンとジェニファーも、立場上、レッドカーペットや授賞式には仲良くふたり連れ立って登場していたものの、やっぱりあの笑顔は仮面夫婦だったのかなぁ。数年前には「子供が寝たあとには今でも夫婦生活を楽しんでるわ、ムフフ♥」的なおノロけ発言をしていたジェニファーですが、多忙な女優業と3人の子供を育てるママ業の両立に加え、さらに浮気癖のある肉食系夫・ベンを構う「女」でいる余裕までは持てなかったのかもしれません。

気になるのは150億円以上と言われる夫婦の資産の行方。こちらは良妻賢母であり続けたジェニファーに勝算がありそうで、どうやらベンにとっては高くつく離婚劇となりそうな予感です。 

写真/AFLO