直感で手相を見てきた、独自の鑑定経歴をもつ手相家・卯野たまごさん。夏休みの終わりを告げる8月31日(土)に講談社で行われた、手相講座イベントのご報告をいたします。
卯野流手相メソッドは「線」より「丘」を重視!
残暑極まれり8月の終わり――満員御礼となった手相講座。「みなさん、こんにちは卯野たまごです」とアオザイに身を包んだ、あまりに爽やかな卯野さんが登壇されました♪
「手相を読むには線よりも丘を重視します。まず、基本の丘8個覚えられればスタートには十分。線を覚えても手相は見れません!(断言)丘を覚えてこそです。①親指の付け根(手首側)=金星丘(愛情)、②人差し指の付け根=木星丘(向上心・野心)、③中指の付け根=土星丘(忍耐力・研究心)、④薬指の付け根=太陽丘(人気・名声)、⑤小指の付け根=水星丘(コミュニケーション力・商才)、⑥小指の付け根の下(手首側)=月丘(芸術・感性)。そして、⑦木星と金星丘の間=第1火星丘(闘争心・勇気)、⑧水星丘と月丘の間=第2火星丘(冷静・自制心)ですね」
「線は丘のエネルギーを運ぶ役割なので、もちろんなくてはならないのですが、まずは運ぶエネルギーありきですよね」と卯野さん。「周りの人たちの手相をたくさん見ることによって、直感が働くようになります。勘が良くなると自分にとって不要なものを拾わなくなるので、人生がスムーズにスピードアップ!」
「自分自身の手相ってなかなか鑑定しきれないんです(笑)。実は私もそう。相手の手相を見ることで他人と関わるきっかけに。手相がわかると、手相から感じたこと、読み取ったことを相手に言語化しようと努力しますよね。だから、自然と表現能力、コミュニケーション能力もアップします。他人と関わってこそ自分の輪郭も浮かび上がります。手相は優れたコミュニケーションツールであると同時に、自分を知るきっかけにもなり、大切な家族や友だちの健康状態や心理状態を見てあげられるサインにもなるんです」
「基本的には35歳までの運勢や、持って生まれた素質は左手で鑑定し、36歳以降の社会性が出てくる運勢は右手で鑑定します。左手は本来の持ち味を表しているので、恋愛運などは36歳以降であっても左手もチェックします。仕事に関しては右手をメインで鑑定。とはいえ、手相に正解はありません。当てようという気持ちを捨ててください」
丘の次は線の解説に入ったところで、読者さまから反響大だったのは「空気よみません線」について(笑)。巷ではKY線などとも呼ばれ、生命線と知能線が離れているタイプです。この線、実は卯野さんがとても愛する線だそうで、「経営者やフリーランスの方に多くて、いわゆる名物編集長と呼ばれる方にも多いです。とにかく人に合わせて協調路線で生きるのが苦手なので、日本ではなかなか生きづらいんですよね。特に小さいころは。でも、素晴らしい素質なので、まわりのことは”この下々が!”と思いっきり見下して、自分らしく生きていってくださればと思います(笑)。人に合わせよう、と思わなくていいんです。合わせようとすると、ズレが大きくなり、気苦労のわりにはいいことがないので、自分路線をまい進していっていただいたほうが何事もよしです。もし、お子さんがこういうタイプの手相を持っていたら、”あ、向き不向きがあるよね”と温かく見守ってあげてください」
他にも愛情深く人のお世話が大得意な「インド人線」(咲子編集長は両手に! バタやん先輩も左手にそれぞれあり! 困ったらこの2人の元へ相談へ♪)、いきおいあまって失敗線(運命線が中指の付け根近くまで伸びに伸びている)など、興味深い線の解説に、会場は大いに沸きました。
手相から向き不向きを読み解ければ、人間関係も仕事もウンと楽になる。卯野流手相講座の神髄はそこですね!
そして卯野流・グループワークタイムに! 同じテーブルになった者同士、これもご縁といっしょにてのひら公開鑑定をしあいます。この時間の盛り上がったことと言ったら…!
「私の講座では、同じグループになった方同士で握手をしてもらうんです。握手をするとオキシトシンがでるし、スキンシップですから、一気に仲良くなれるんですよ」と卯野先生。
9月30日(月)20:00~配信の卯野たまご先生によるインスタライブ「手相入門」第5弾は、公開鑑定スペシャルをお届けします。これまでのインスタライブ、イベントへご応募いただきながら、残念ながら鑑定しきれなかった皆様の手相をリベンジ鑑定いたします。下記より新規の鑑定希望のご応募も受け付けます。なるべくたくさんの手相を観ていただきたいと思います。卯野先生の怒涛の辛口鑑定! どうぞお見逃しなく。
ミモレのInstagramアカウント@mimolletをフォローしてご覧ください。 どうぞお楽しみに。
<みなさんの手相を大募集!>
お悩みとともに手のひらの写真(両手)を送ってください。
写真は両手1枚でも、片手づつでも構いません。
お子さんや旦那さんの場合は、その方の年齢とご相談内容もお書きください。
※すべての方を鑑定できないことをご了承ください。卯野たまごさんのインスタライブは今後も定期的に開催していく予定です。今回ご紹介できなくともどうぞ落胆されないでくださいね。
※いただいた手相のお写真は、個人が特定されない形でインスタライブの他、卯野たまご先生の記事、書籍等で使用させていただくことがあります。あらかじめご了承ください。
応募締め切り:9月30日(月)〜11:59まで※ご応募は、1名様につき1回までとさせていただきます。
取材・文/藤本容子
構成/川端里恵
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