スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。
湿度が払われ、空気は澄み。昨日は、針金のように細い月がはっきり見えました。そう、乾燥の時期がやってきて、私のくちびるはとにかく乾いています(泣)。元々荒れやすい、というのもあるのでしょうが、私、誰も信じてくれませんが、極度の貧血なの。くちびるが乾くのは、貧血の症状の1つだそうで、ずっと悩んでいます。
外でのロケが続いていた後などは、もう大変。がっさがさになるのですが。長年の経験で、とりあえず、レスキューケアの方法を学びました。これで、朝起きて「皮めくれ」していても、とりあえず口紅を塗れるまでには回復するので、ご紹介させていただきますね。
まず絶対持っていたいのは、「リップル」。先日ミモレでもインスタライブをお願いした、ヘアメイクアップアーティストの菊池かずみちゃんが教えてくれました。先端がほのかに温かくなり、付属(別売り)の美容液を塗布してから優しくマッサージすると、あっという間にしっとり♡ さらに血行が良くなり、貧血特有の血の気のないくちびるの色が、生き生きと生まれ変わります。私は実は、手持ちの「最も信頼するリップバーム」、ドゥラメールのバームを、付属の美容液の代わりにのせてから、マッサージしています。
その後、表面の油分を軽くふきとってから口紅を塗ります。出先で、乾燥が激しくなったら。マックのリップ スクラブシャス スウィートブラウンシュガーで、くちびるの表面をやさしくマッサージすると、小さなガサガサを払ってくれ、しかも、口紅を塗り直すときなども便利です。
さらに。オーストラリアの万能バーム「LUCAS PAPAW OINTMENT」を持ち歩き、暇さえあれば塗るように。シミや毛穴は、正直どちらでも良いのですが(笑)、顔の中でも、水分を感じさせるパーツであるくちびるが乾かないように――と私なりのTIPSでした!
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