【大草直子】乾燥の季節こそ、髪をセミウェットに

スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。

夏の疲れ、急に始まった空気の乾燥。なかなか、イレギュラーな季節の進み方に、ついていけません。

先日はくちびるの乾燥について書きましたが、今日は髪。なんか、どこもかしこもドライな感じ（笑）。

紫外線やエアコン、汗。夏にヘトヘトになった私たちの髪や頭皮、その疲れは、10月、11月になって急にはっきりと現れます。シャンプー、コンディショナーに気を配るのはもちろん、スタイリングのときのアイテムも意識します。髪がパサパサだと疲れて見えるので、質感を少し
ウェットに。逆に濡れ髪すぎると、息子に「ママ、髪洗ってないの？」と言われたりするので、セミ、で（笑）。

急にオイルをつけると髪がヘタっとするので、少しキシキシするくらいのスプレーで、先にボリュームを作ってから。私は今、海外で買ったスプレーを使っていますが、ジョンマスター オーガニックのS&Lシーミストスプレーもオススメ！ 髪と髪の間に空気がたまる感じで良いですよ。土台を作った後は、トリートメント効果のあるオイルJEANLOUPのオールインワン・エッセンスオイルを、首のすぐ上くらいの後ろ側、しかも頭皮に近い部分から、表面に向かって、なじませます。顔周りや、頭頂は、手のひらに残ったオイルで充分です。頭頂からつけ始めると、ボリュームがなくなるので、要注意です。

空気はさらにドライになり、服の素材がますますマットになるこの時期、髪をセミウェットに！ がオススメ♡

前回記事「ガサガサのくちびるを、あっという間に治す方法」はこちら＞＞