5月1日、皇后になられた雅子さま。即位の礼や祝賀パレードでの眩いばかりの美しさも世界中で話題になりました。聡明さと語学力、ご自身のキャリアを発揮され、海外からの賓客も細やかなお心遣いでもてなされるなど、精力的にご公務にあたられています。
そのご活躍ぶりに働く女性として母として、敬意や共感を覚えている女性も多いのではないでしょうか? 

 

ファッションも雅子さま流です。鮮やかな色からパステルカラーまで、ご公務の内容に合わせた選択。伝統的な着物からエレガントなドレス、マニッシュなジャケット&パンツスタイルまで幅広い着こなし。ご成婚前のキャリア女性らしい颯爽としたスタイルに憧れたことを思い出す読者の方もいることでしょう。

ミモレではご婚約が決まった頃から今までの写真を紐解き、雅子さまのファッションに注目。雅子さまのスタイルには、知性とエレガンス、そして華やかさがバランスよく表れた、世界に通用する現代の新しい皇后像が反映されているのです。

ネイビーのジャケット×ボウタイブラウスのフェミニンな装い_img0
 

12月8日のコーディネートで紹介したボウタイブラウスを、ネイビーのノーカラージャケットに合わせられて。ジャケットにあしらわれたフリルに合わせて、ボウタイをリボンに結び、ロマンティックに仕上げていらっしゃいます。パロマ・ピカソのトートバッグのほか、当時、定番のネイビーのコートをお持ちになっています。 写真/林桂多(講談社)

ネイビーのジャケット×ボウタイブラウスのフェミニンな装い_img1
 

ギンガムチェックのブラウスは小さな赤いドットがアクセントに。大きなパールのイヤリング、そして青みがかったローズピンクのリップが華やかです。 写真/林桂多(講談社)

キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。

構成/片岡千晶(編集部)