当分の間は、値下がりする気配がいっさいなし! のGOLD価格の超高騰化の影響か、脚光を浴びているのがシルバー製ジュエリー。貴金属のジュエリーの“改まった感”や“ゴージャスさ”がないから、デイリーカジュアルにも似合いますし、存在感のあるボリュームやレイヤードも嫌味なく決まるのがシルバージュエリーの魅力。また、華奢なゴールドジュエリーとコンビで重ね付けしたり、“ヒカリモノ”をミックスしたり、さまざまなコーディネートのベースとしても大活躍します。

大人のシルバージュエリーといえば、某一流ブランドや某有名ジュエラーが思い浮かぶ人も多いと思いますが、新進アーティストやブランドが続々と登場している激熱のカテゴリーでもあるわけで――。そこで、2020年注目! おすすめ&話題のシルバージュエリーブランドをドドドっとご紹介いたしますね!


No.01
RÄTHEL & WOLF/ラッツェル&ウォルフ


これまでの既成概念を覆す斬新なデザインが話題の「ラッツェル&ウォルフ」。サリ ラッツェルとリカルダ ウォルフの2名の女性デザイナーが生み出すジュエリーは、まさに“ウェアラブルなコンテンポラリーアート”。 「え? どうやって着けるの?」と思ってしまうほどの近未来的なデザインですが、身体に溶け込む有機的なフォルムなので、じつは着け心地も快適。英国エリザベス女王にも称賛された、ロンドン発の新進ブランドなんです。ワンアイテムで確実にカッコ良くなれる、投資価値ありのブランドです。

 

右上:HELENイヤーカフ〈SV〉¥58000  右下:人差し指のリング〈SV〉¥27000、薬指のリング〈SV〉¥44000、左:爪先を飾るリングも「ラッツェル&ウォルフ」のシグネチャーアイテム。ディスタールとは、先端の意味。中指のディスタールリング〈SV〉¥26000、薬指のディスタールリング〈SV〉¥26000、小指のディスタールリング〈SV〉¥26000(問い合わせ先/ザ・ウォール ショールーム tel. 03-5774-4001)


No.02
MISUI/ミスイ


約180年の歴史を誇る、スペインを代表するハイジュエリー&ブランドウォッチの老舗が手掛ける自社ブランド「ミスイ」。ブランドディレクターのジョアン・ゴミスが白羽の矢を立てたアーティストやデザイナーが「ミスイ」のもとに集結し、さまざまなコレクションを展開しています。ダイヤモンドやカラーストーンのジュエリーも独創的で超絶素敵なのですが、今回はシルバージュエリーをご紹介。クリエイティブ・ディレクターのマーク・モンゾやバンコク生まれのヌーン・パサマが手掛けるシルバージュエリーは、“アートピース”としての価値も高く、“大人っぽさ”では抜きんでています。

 

右上:立体的なハートフォルムが美しい。EVOLVE ペンダントM〈SV〉¥66000、右中:FLUENTブレスレット〈SV〉¥201000、右下:FRUITFULペンダント Apple〈SV〉¥114000、左:このボリューム感、大人しか着けこなせない! FLUENTブレスレットM〈SV〉¥173000(問い合わせ先/MISUI 伊勢丹新宿店 tel. 03-6457-8118)


No.03
Charlotte Chesnais/シャルロットシェネ


もはや説明の必要なし! なほど人気の「シャルロットシェネ」。デザイナーのシャルロット・シェネは、“バレンシアガ”で9年間、プレタポルテとアクセサリーのデザインに携わり、自身のジュエリーブランドをスタート。立体的かつ流動的なデザインのシルバージュエリーは、ヘアアクセサリーを含むフルアイテムを展開していますが、やはり人気なのは、イヤリングとリングなんです。スタート当初から、18Kゴールドのコーティングを施すことで、贅沢なボリューム感やカラーコンビネーションを気軽に楽しむことを提案しています。現在はファインジュエリーコレクションも展開。興味のある方は、こちらも素敵なので、ぜひチェックを。

 

右上:Round Trip イヤリング〈SV、YGヴェルメイユ〉¥64000、Saturnリング〈SV、YGヴェルメイユ〉¥65000、左上: Saturn Blow Largeイヤリング〈SV、YG〉¥39000(セットで¥78000)、下:Saturn Largeイヤリング〈SV〉¥65000 (問い合わせ先/エドストローム オフィス tel.  03-6427-5901)


No.04
THE LETTERING/ザ レタリング


ユニセックスな“タイポグラフィーリング”がヒット中の「ザ レタリング」。“ブシュロン”や“メゾン マルジェラ”で活躍したドイツ出身のフィリップ・エバリーがフランスで設立したブランドです。パリブランドですが、故郷ドイツに構えたアトリエで職人がハンドメイドで製作するこだわりのジュエリーは、ゴツく見えても着け心地は非常になめらか。すべてのアルファベットが揃うほか、「?」や「&」といったタイポグラフィーリングもユーモアがあって素敵なんです。もちろん、ほかのデザインシリーズもありますが、まずはステディにしたいイニシャルリングを手に入れて。

 

右上:活字(タイポグラフィー)をモチーフにしたシグネチャーシリーズ。Tのリング〈SV〉¥68000、右下:Hのリング〈SV〉¥68000、左上:Mのリング〈SV〉¥68000、左下:ダイヤモンドをあしらったクエスチョンマークのリング〈SV、DIA〉¥215000(問い合わせ先/ショールームセッション tel. 03-5464-9967

 
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