各地で暑さが続く毎日。お店や自販機などで、ペットボトル入りの飲み物を買う機会も多いのではないでしょうか?
特に飲料の種類にこだわりが無い場合、たくさんあって迷う場合、私のお勧めは、ヴォルヴィックのミネラルウォーターです。小学生の頃、一時期フランスに住んでいた私にとって、スーパーで山積みになって売られているヴォルヴィックは思い出深い水で、自宅などで日常的に飲んでいました。

8月末までは、「1L for 10L (ワンリッター フォー テンリッター)」というキャンペーン期間。フレーバーウォーターを含むヴォルヴィック商品の売り上げの一部が、日本ユニセフ協会を通じてUNICEFに寄付されます。集まった資金は、西アフリカのマリ共和国で、子どもたちを含む住民が、安全な水にアクセスできることを目指す活動に使われます。私がUNICEFで働いていた頃、既に年に一度のこのキャンペーンが始まっていました。
プロサッカー選手の長谷部誠さんが、UNICEFを通じて国内外の子どもたちを支援して下さっていることは、以前にこのブログでもご紹介しました。彼は、「1L for 10L」のアンバサダーも務めています。
マリの農村部では、約半数の人が池や沼などの水を頼りに生活していて、下痢によって亡くなる子どもたちが後を絶たないそうです。そこで、寄付金を基にUNICEFが井戸の新設、修理、メンテナンスを10年間行い、購入されたヴォルヴィック1Lあたり、約10Lの清潔な水が現地で供給されるという仕組み。自販機で買える500mlのペットボトルなら、5L(マリの家庭で一人が一日に使う水量の四分の一)分の貢献ができます。
ちなみに、こうしたチャリティは、お子さん、姪御さん、甥御さんがいる方にとっては、国際理解教育のツールにもなるんです。発達段階に応じ、前述の内容を説明した上で、地図上でマリを探させてもいいし、水資源を大切に使うことに意識を向けてもいい(発展させれば自由研究にも)。講演やボランティア活動などの大きな機会を待つより、できれば日頃から少しずつ、視野を拡げる手助けをするのが効果的。私は、息子が2歳の頃から、機を捉えては途上国で起きていることなども噛み砕いて話していて、幼いなりに素地ができてきているように感じます。
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