先週とってもお忙しかったキャサリン妃。
夫ウイリアム王子、義理の両親チャールズ皇太子&カミラ夫人と公務の日もあれば、ご自身の肝入りプロジェクトである子供の幼児期の発達サポートのPR活動を(夫ウィリアム王子と日帰りで二か所を周るという熱の入りよう)された日もありました。

よって訪問先も大きく異なり、軍関連施設から農場、カフェと幅広いシーンで、それぞれ全く異なるキャサリンスタイルを見せて頂きました。
そんな先週のキャサリン妃ファッションを一挙ご紹介とともに、今回もありました感動の着回し術を紐解きます。

キャサリン妃のコーディネートを一挙に見る>>


最新のミリタリースタイルにも変化あり!

スーツ、バッグ/アレキサンダー・マックイーン ピアス/マッピン&ウェッブ ブーツ/ラルフ・ローレン 写真:The Mega Agency/アフロ

前回、ネイビーの着こなしをご紹介したばかりでしたが、またもネイビー! しかも新たなスーツがお披露目されました。
この日、英国の負傷軍人を支援するリハビリテーション施設を訪問されたキャサリン妃。
メタルボタンや襟の形など、軍のユニフォームを思わせるミリタリー調デザインがTPOにピッタリです。
また、ウエストマーク&ペプラムのようなヒップ周りのデザインは、女性らしさが演出でき、スタイル良くも見えるうえ、キャサリン妃がお好きなディテールでもあります。

それに加えて今回新しいのは、スカート丈。これまでは膝丈だったボトム丈が、ミディよりも長いロング丈、そしてヒダがとられたデザインと、全身でとてもクラシックなニュアンスがプラスされました。

私の著書にもありますが、ウエストの位置を中心に、上半身:下半身が3:7の黄金バランスがキャサリン妃のスタイルを良く見せているキーです。

実はこの日は、アレキサンダー・マックイーンの命日で10回忌でした。
ロイヤルウェディングの日から、ずっと愛用され続けているブランドの創立者に、感謝と追悼の念も込められていました。

そして翌日、事前発表なくサプライズで登場されたキャサリン妃は、別人のごとく異なるファッションでした。

 


キャサリン妃にとってのエフォートレス“アウトドアスタイル”

ジャケット/バブアー ブーツ/ペネロペ・シルヴァーズ 写真:PA Images/アフロ

現在、キャサリン妃が立ち上げられた、幼少期に関する国民調査が進行中。そのPR活動の一環でこの日、北アイルランドとスコットランドを訪問されました。
最初の訪問先は農場。子供達と一緒に動物に触れ合ったり、地元のママ達と意見交換をされたりしたキャサリン妃のファッションは、こんなアウトドアスタイル。

プライベートもきっと変わらないのでは?と推測される、英国人キャサリン妃の定番&愛用スタイルは、バブアーのオイル加工ジャケットにスキニーパンツ、そしてロングブーツ。

インナーのタートルネックニットのキレイなブルーが、地味になりがちなアウトドアスタイルに華を添え、同時にロイヤルらしさを感じさせますね。

驚くべきは、この後。
同日、スコットランドへと移動されたキャサリン妃でしたが……
 

 
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