【コーディネート②】
だらしなく見えないタイトな

Iラインシルエットも大人の必須テク

【ファッション迷子・小林麻耶さんの服選び】カジュアルを大人が着るときのコツ<br />_img2
 

カーディガン¥21000、スカート¥13000/カレンソロジー、バッグ¥14800/ヤーキ、シューズ¥96000/チャーチ(カレンソロジー青山) インナー/スタイリスト私物

 

麻耶:直線的なシルエットってちょっと苦手だったんですが、地厚なカーディガンなら体のラインも出ないので安心です。

福田:華奢な方はたっぷりしたシルエットだと着られている感じが出てしまうので、すっきりとしたシルエットがおすすめ。このカーディガンもベルトをしないでゆるっと着てもいいんですが、ベルトをしたほうがウエスト位置が強調されてバランスよく見えるんです。

麻耶:なるほど! そうなんですね。袖をきゅっとたくし上げたことで、一気に軽やかになりましたよね。

福田:そうそう。手首を出すだけで抜けが出るので、一気に印象が変わるんです。カジュアルに限ったことではないんですが、鏡を見たときに何か違うなと思ったら、袖をきゅっとたくし上げてみてください。それで解決することも多いですよ。

麻耶:あと足元がかっちりしたレースアップシューズだったのも意外でした。カジュアルというとスニーカーやサンダルが合わせるのかなと思っていました。

福田:1体目とも少し関連するんですが、服も小物も全部カジュアルだと大人にはやっぱり難しい。どこかひとつはきちんと感が欲しいんです。ニットのカーディガンに、リブのスカートで上下ラフなアイテムなら、足元はレザーのかっちりとした靴を合わせて引き締める。

麻耶:なるほど! ツヤのある素材を取り入れたように、きちんと感のあるレザーの靴を合わせたんですね。勉強になりました!


ほどよくきちんと感のあるカジュアルスタイルの麻耶さんも新鮮でしたね。次週はスタイリスト福田麻琴さんに今の麻耶さんに着てもらいたいコーディネートを提案してもらいます。お楽しみに。
 


撮影/目黒智子
スタイリング/福田麻琴
ヘア&メイク/小松胡桃(ROI)
構成・文/幸山梨奈
構成/片岡千晶(編集部)

【ショップリスト】
カレンソロジー青山 tel. 03-6419-7899

前回記事「【小林麻耶の似合う服探し】プラステの春夏カジュアル服、驚きの着回し術とは?」はこちら>>