先日のインスタライブは、美容エディター松本千登世さんとメイクアップアーティストの水野未和子さんをお迎えして、「大人のメイクのマンネリを脱却する方法」をお届けました。メイクがワンパターン化している人へ、お二人から驚きの提案が次々と……!「その発想はなかった」という自由なテクニックが飛び出したライブ配信の模様をダイジェストでお送りします。
しかも、今回の動画は、なんと「買える動画」! 気になる商品を見つけたら、動画中の商品をタップすると画面にストックされ、あとでまとめて詳細をチェックできちゃうんです。新感覚のデジタルコンテンツ、ぜひタッチしてみてくださいね。
動画の中でご紹介しているコスメに触れる(指でタップするorクリックする)と、アイテムが画面の右側にストックされていきます。ストックされたアイテムは、動画再生中でも、再生終了後でも、クリックすると商品の詳細ページ(アットコスメのオンラインストア)に飛びます。そのままアットコスメのサイトから購入することも可能です。
手順やツールを変えるだけでメイクは見違える!
著書『「ファンデーション」より先に「口紅」を塗ると誰でも美人になれる』を出版されたばかりの松本千登世さん。年齢とともに、メイクやスキンケアがルーティンになり、手順のワンパターン化をご自身が実感されていたことが執筆のきっかけになったそう。著書には、“いつものやり方”をちょっと変えるだけで、美人になれる、違う自分が見つかる、そんな100のヒントが紹介されています。
今回は、その中からとくに「大人のメイクのマンネリ打破」に効く4つの驚きのテクニック
1.口紅を「アイシャドウブラシ」で塗る
2.お化粧直しは「ハイライター」で
3.眉は「パウダーとリキッド」のダブル使い
4.「リキッドアイブロウ」でアイラインを引く
について、松本さんが絶大な信頼を寄せるメイクアップアーティストの水野未和子さんによる実演を交えてたっぷりとお伺いしました。
口紅はアイシャドウブラシで塗ると優しい発色になる
塗り方によって発色や印象がガラッと変わり「10の顔を持つ口紅」と松本さんが絶賛したのは、シュウ ウエムラのブラウンリップ。
流行のブラウン系の口紅ですが、濃くつきすぎてしまいそうで使いにくいという人に、優しく発色させたいときは「アイシャドウブラシで塗るのがおすすめ」と水野さん。口紅をブラシにとったら、手の甲で毛先を潰すようにトントンとブラシに色を含ませてから、唇の中央に置くようにのせていきます。すると、ベージュに近いソフトな発色に。
しっかり発色させたいときは、直塗りをしたあと指でポンポンと叩くように定着させて。熟成した赤ワインのようなシックな色が楽しめます。
お化粧直しはハイライトでツヤと元気さをプラス
「お化粧直しにファンデーションでシミやクマの悩みを隠そうとすると厚塗りになってしまいがちで、かえって老けて見えてしまうことも。ハイライトを使用することによって艶やかで元気な印象を与えることができます」と松本さん。
「スティックハイライトは大人の必需品! 必要なところだけに付けられる細めのスティックタイプがおすすめです。カラーはホワイトよりは、ほんのりピンクがかったベージュ系のほうが白浮きせず、肌なじみがいい。これもアイシャドウブラシでのせるとムラになりません。あまり広くのせず、頬骨の高いところにだけ使用することにより、フレッシュで生っぽいツヤが。さらに、目頭と鼻筋の間のくぼんだところにトントンとのせると目元に明るさが出ます」と水野さん。
松本さんのくっきりとしたお顔立ちもさらに鼻筋がすっと通って見えます!
眉はパウダーとリキッドのダブル使いで立体的に
「今は“太眉”“細眉”といった形のトレンドがあまりない」と松本さん。あえていうなら「立体感」がポイントという話から、眉に自然な立体感を出すのに「1色、1アイテムで終わらせてはダメ」と水野さん。
複数色がセットになったパレットタイプのパウダーアイブロウとリキッドアイブロウなど、色合いと質感の違うアイテムを使うことで、べたっとした眉にならず、自然な毛流れのような立体感が生み出せるんです。
「リキッドアイブロウ」でアイラインを引くと失敗知らず!
「これは(水野)未和子さんに教えてもらって一番衝撃を受けた」と松本さんが語るのは、リキッドタイプのアイブロウで下まつ毛のラインを引くというテクニック。
リキッドアイブロウは、落ちにくくできているものが多いので、メイク崩しにくく、細く薄く描けるので失敗しても目立たない!といいことだらけ。
「黒目の下、まつ毛とまつ毛の間を埋めるように細くアイラインを引くと、毛量が増えたように目元がくっきりします」と水野さん。
黒いアイライナーで引くよりわざとらしくならず、魅力的な目元を印象を強めてくれます。
コレはどこ用と決めつけず、自由な発想でメイクに小さなチャレンジを加えていくことで、新鮮で今っぽい顔に変身できちゃうんですね。おこもりデイという日にもぜひお試しください。
<新刊紹介>
『「ファンデーション」より「口紅」を先に塗ると誰でも美人になれる 「いい加減」美容のすすめ』
著者 松本 千登世 講談社 1300円(税抜)
「レシピ通りじゃなきゃいけない人が多すぎる」ある料理研究家の言葉に気づかされたという松本さん。スキンケア、メイクもいつも順番通りでいい? レシピはあくまでも、目安であっておいしさや心地よさは、自分にしか決められない。ときにはファンデーションより先に口紅、メイクよりも先にヘアスタイリングしてみる。アイラインかマスカラどちらかでいい、たまにはファンデーションを塗らない日があっていい……。もっと自由でいい、そしてたどり着いた「いい」「加減」。そのときに自分らしい「綺麗」が生まれることも。
長年の美容の取材から「レシピ」とおりではなく、自分らしいスキンケアやメイクのすすめ。順番を変えたり、方法を変えて自分らしい「いい加減」美容がいい。すぐにできるちょっとしたヒント集。メイクアップを中心に、スキンケア、ボディケア、ヘアケア、ファッションから考え方、暮らし方など幅広く網羅します。
著者のこだわりの愛用品などを写真で紹介。
何もかもそんなにがんばらなくていい。年を重ねていくのも素敵なこと、読んだ後にそんなふうに思える1冊です。
<今後のミモレインスタライブ配信予定>
4月7日(火)20時~龍岡玲子さんをお迎えして、「バレエストレッチ」
4月14日(火)20時~長井かおりさんをお迎えして、「ビューティー企画」
の予定です。
ミモレのInstagramアカウント
@mimolletをフォローいただき、インスタライブから無料でご視聴いただけます。また、配信から24時間はストーリーにてアーカイブをご覧いただけます。
ぜひコメント参加してくださいね♫
撮影協力/アットコスメトーキョー
ヘア&メイク/水野未和子(松本さん)、小澤実和(川端)
Comment