印象が薄い眉を品よくキリリと描く方法【美容動画「眉とメシ」備長炭編】

強くて華やかな備長炭眉の作り方

POINT
備長炭眉がおススメの方
・　元の眉が薄めな方
・　顔立ちをはっきり印象づけたい方

伊藤さんのように、黒髪ですっきりしたお顔立ちの方には特におすすめしたい眉です。
 

備長炭眉のレシピ

備長炭眉のポイントは、“肌の色と一番コントラストがつく黒を使う”ことと“そこに燃える火のような赤を忍ばせる”こと。

眉毛に黒を使うというのは勇気がいりますが、赤を仕込むことで血色感が出て色っぽさが加わるのだとか。さっそくレシピを見ていきましょう！
 

① 画材の黒を使って弓なりに眉を描く

今回も飛び出しました、赤松さんの画材シリーズ。

芯が柔らかい5B~6Bくらいの黒の画材（鉛筆）を使って眉を描いていきます。デッサンなどで使われるものなので、きれいにぼかすことができるのだとか。

眉頭から眉尻にかけて、一本の弓なりの線を引くように、しっかりと眉を描いていきます。

一本軸が通るだけで、だいぶ顔がはっきりとしてきました。

いい感じに一本線が引けたことで、確信を持った赤松さん。さらに眉頭のほうから黒を描き足していきます。

いきなり黒で描くのが不安な場合は、ブラウンのパウダーなどで下描きをしてから黒でなぞるようにしていくと、失敗も少なくなるそうです。

しっかりと黒で両眉を描きました。
いつもより濃い眉に、少し不安げな伊藤さん……。
 

② スクリューブラシで眉全体をぼかす

少し濃く感じた眉毛も心配ご無用。スクリューブラシを使って、全体をぼかしていきます。

ここで画材の本領発揮。ブラシで軽くなでるだけで、きれいにぼけてくれます。これだけで一気に自然な雰囲気になりました。ほっ、ちょっと安心。
 

③ クリームタイプの赤を眉頭から仕込んでいく

さて、ここからが今回のハイライト。
ヴィセのリップカラーにもチークカラーにもなる赤のクリームを、眉に仕込んでいきます。

クリームをアイブロウブラシにとったら、眉頭からしっかり色を乗せていきます。

画材の黒では眉の上の方に線を描いたので、クリームの赤は眉頭の下の方からブラシを入れて、眉の中に色を混ぜるように描いていきます。

遠目から見ても、眉にほんのり赤が乗っているのがわかるでしょうか？　黒に赤が混じることで、少しブラウンっぽくも見えます。

両眉にしっかり赤色を入れ込みました。

こ、これは……想像以上に赤いです！　ちょっと燃えすぎているのでは⁉︎
ここからどうなっていくのでしょうか。
 

④ スクリューブラシで全体をなじませる

またスクリューブラシで全体をなじませていきます。眉の毛流れにそって優しく撫でるように。

⑤ 眉頭に再度黒を足す

最後に、もう一度黒を足していきます。眉頭から、毛を立ち上げるように優しく描いていきます。今回は線ではなく、1本1本眉毛を描くようなイメージで。

再度黒を重ねることで、赤が内側から効いてきます。横から見ても美しい！

これにて、備長炭眉の完成です！

お顔立ちがパッと華やかになりましたね。これは一目瞭然！

伊藤さん
「すごいですね。芯が温かくて、柔らかな情熱を感じます」

最初は少し不安げだった伊藤さんも、びっくり大満足の変身となりました。

眉に悩める女性をまたひとり救った「眉とメシ」。
今度はどんなおいしいものを食べて、どんな美味しい眉ができあがるのでしょうか？

レッドパイン赤松にハントされるのは、次はあなたかもしれません……！
 

 

 

前回記事「非対称の眉の悩みはアイシャドウでふんわり太眉に【美容動画「眉とメシ」まるちょう編】」はこちら＞＞