アメリカの経済誌「フォーブス」による、恒例の年収ランキングが今年も発表になりました。「世界で最も稼いだ俳優」の1位は、3年連続でロバート・ダウニーJr.で、なんと年収およそ100億円! 映画『アイアンマン』の興行的成功が大きかった模様です。日本の映画業界とはスケールが違い過ぎて、なんだかため息が出ちゃいますね。『アリーmyラブ』のときから大好きな俳優だけど、ドラマ放送中にコカインで逮捕されちゃって降板させられて、その後リハビリ施設に入所しちゃったり、いい俳優だけどまさかここまで復活するとは思わなかったなぁ。

年齢を重ねるにつれセクシーさが増すロバート。『アイアンマン』の天才すぎてちょっとキレてるトニー・スタークは、まさに当たり役。若いときヤンチャだったのに今は奥さんを大事にして愛妻家っぽいところも素敵♥

ロバートは年収100億円もあるのに、今年で結婚10年を迎えた奥さんで映画プロデューサーのスーザン・レヴィンには、5万円以上の買い物をするときには許可を取らないといけないらしいです。ドラッグ依存症で以前交際していたサラ・ジェシカ・パーカーに別れを告げられたり、仕事を失ったりしてどん底を見たロバートだからこそ、スターになった今でも謙虚な心を持ち続けていられるのかもしれません。

ちなみに2位は意外にもジャッキー・チェーンで、約62億円。出演映画『ドラゴン・ブレイド』が中国で大ヒットして1億2000万ドルの興行収入があったそう。たしかに、人口が多い中国で映画が当たると、年収にもかなり直結しそうです。

そして「世界で最も稼いだ女優」はというと、1位はジェニファー・ローレンスで年収約64億円。去年は約35億円で2位だったのが、『ハンガー・ゲーム』シリーズの大ヒットで、一気に首位にランクイン。彼女ってすごく美人ってわけじゃないんだけど、『アメリカン・ハッスル』観ててもやっぱり旬を感じさせる華があるし、人間臭さを感じさせるリアルさが魅力なのかなと思います。グウィネスとかニコール・キッドマンが庶民の役やってても、「どうせオーガニックフードばっかり食べてるんでしょ」的嘘くささがあるけれど、ジェニファーって本当にそこらでホットドッグ食べてそうだもんね。

トーク番組などで見せるぶっちゃけキャラもいい感じのジェニファー。ジャンクフードが大好きと語るだけあって、女優なのに一向にヤセずムチムチした標準体型を保っているところも好感度が。

男女ともに好きな俳優が1位で、個人的にはなんだか嬉しい☆ だけど男優1位は100億なのに、女優は64億円。ジェニファー自身が語っていたように、まだまだ男女の格差が相当ある世界みたい。実際は、女優のほうが人気がある作品だっていっぱいあるのにねっ。

オスカー女優なのに、酔っ払うとこんなこともしちゃいます!サービス精神、旺盛すぎっ(笑)。
写真/AFLO