更年期治療には漢方が有効というのはよく聞きますが、西洋医学と比べてどちらが良いものなのでしょうか? 女性にとって身近で気兼ねなく相談できる生涯のかかりつけクリニックを目指し、婦人科診療とエイジングケアの最先端治療をおこなっている『成城松村クリニック』の松村圭子院長は「両方の良いとこ取りしましょう」とアドバイスをくれました。

 


i9さんからの質問

Q. ひどい不定愁訴には西洋医学より、漢方に相談したほうが良いですか?


はじめまして。ご相談させて下さい。現在44歳、出産経験はありません。病気とまでは言えない症状のオンパレードで困っています。

月経前のイライラと浮腫み、頭痛や貧血など。月経中の生理痛。持病の首と肩のこり(ひどいときには座るのも横になるのも首が痛く、整形外科でブロック注射をしています)。冷え、のぼせのような症状と不眠etc.……。さらには不眠による精神的な辛さ、体力的な問題など、多方面から複雑に絡み合った状態でとても辛いです。

首・肩こりや頭痛時、また生理痛時は痛み止めを飲んでいます。薬物による治療は効きが良いとはいえ、これから先ずっと薬に頼るのかと思うとまた不安になりがちです。いっそ漢方医に相談して、体質改善から始める方が良いのでは?と考えております。私のような不定愁訴ですと、西洋的医学での治療という方向にはあまり向かないのでしょうか? また漢方で相談する場合、病院で漢方医の資格を持った医師に相談すると良いと人から聞いたのですが、それは普通の内科などでよいのでしょうか?

 

特別ゲスト 松村圭子先生の回答

A. 西洋医学と東洋医学は得意分野が違います。それぞれの美味しいとこ取りをして。


i9さんは、日々のさまざまな不調に加えて、生理前のイライラや生理痛にも悩まされているとのこと。まだ生理がきちんとあるとのことですから、更年期真っただ中という状態にはなっていないでしょう。ですが、いわゆる“プレ更年期”といって、更年期のような症状が出始めている可能性はあると思います。

 
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