意外と悩んでいる女性が多い、性交時の痛み。女性にとって身近で気兼ねなく相談できる生涯のかかりつけクリニックを目指し、婦人科診療とエイジングケアの最先端治療をおこなっている『成城松村クリニック』の松村圭子院長が、解決策の一つを提案してくれました。

 


Lukaさんからの質問

Q. 夫との性行為が痛くてたまりません。改善法はありますか?


妻40歳、夫35歳で、結婚3年目です。夫婦で性行為をするときに、無理にしようとするので挿入時に痛いだけでなく、終わった後も痛く、尿がしみます。痛みは数日で治まるのですが、痛くて婦人科の先生に診てもらったところ、どこも切れたりしていないと言われ、「免疫が落ちている」等の説明があり抗生物質をもらいました。しかし痛いです。急いでしないのが一番なのでしょうが、時間もなく我慢してしまいます。夫婦仲は良いですが、ムード作りなどは言い出しにくい。何か良い方法はありますでしょうか? (40歳)

 

特別ゲスト 松村圭子先生の回答

A. 婦人科系の病気ではなさそう。まずは潤滑剤を試してみては。


性交痛については、いろいろな要因があると思います。サイズの問題であったり、もしくは精神的なものだったり……。正直、婦人科医としてお伝えできることは多くはありません。ただ、うるおいが少ないとやはり痛みやすいですから、潤滑ゼリーを試してみるのは良いと思います。Lukaさんの場合は40歳ですから、まだ更年期で分泌物が減るという時期ではないと思われます。

病院に行かれたところ、どこも切れていなかったのは幸いでしたね。念のため、婦人科系の病気の懸念についてもお伝えしておきますね。腟の奥のほうがすごく痛いという場合は、子宮内膜症などの可能性も疑えます。ただLukaさんは挿入時に痛く、また排尿時にしみるとおっしゃっていますから、おそらく刺激や摩擦の問題だと思われます。それならやはり、潤滑剤ですべりをよくするのが良いでしょう。サイズの問題かもしれませんが、相手を変えるわけにはいかないですし、無理に行ってもかえって関係性にヒビが入ってしまうこともあると思いますから、まずは効果のありそうなものからいろいろ試してみてはいかがでしょうか。

PROFILE
 取材・文/山本奈緒子

 

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