前回の続きです。歌舞伎座タワー5Fにある、「歌舞伎座ギャラリー」では、現在「体験空間 歌舞伎にタッチ -しる・みる・ふれる・やってみる-」を開催中。友人が外国からのお客さまを連れて行ったところ、大感激&大興奮したというので、私もちょっくら行って参りました!

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入り口にあるパネル。ここでこんな風にポーズをとって撮影をすると、あたかも自分が「幕引き役」になったかのような写真に。

歌舞伎の舞台に登場する道具や仕掛けを間近で見たり、実際に触れるなんて、もちろん初めてのことでちょっと緊張します。この日は、平日の昼間だったので混雑もなく、私たちはしょっぱなからフルスロットル。貝殻をこすり合わせて、かえるの鳴き声をつくったり、あずきで波の音を再現したり......きゃいきゃい言いながら、歌舞伎を次々に実体験していきます。はしゃぎまくる私達(アラフォー&アラフィフ)を係員のみなさんは、やさしく見守ってくれました。 

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    もしかしたら、本当はダメだったのかも知れないけれど、帯の後ろに回りこんで撮影する私。係員の方は、温かい目で見守ってくれていました。ごめんなさい!
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    舞台の写真をちりばめながら、道具や仕掛けを説明してくれる展示のほかに、歌舞伎トリビアなパネルもありました!
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    駕籠(かご)に初めて乗ってみました。実際は人に担いでもらうなんて、申し訳なくて気疲れしちゃうし、自分で歩いた方が気楽。なので、車社会の現代に生まれてよかったです。


「みなさんで、お写真をお撮りしましょうか?」
「あら、とってもお上手ですーー」

などなど、係員の方々は、いちいち親切&あげ上手なのです。

私はまだ数えるほどしか歌舞伎を観たことがないのですが、“これは『鈴ヶ森』の駕籠(かご)ね”とか“『菅原伝授手習鑑』「寺子屋」の舞台なのよ”など、ぱっと見てわかる詳しい人なら、この展示の楽しみはさらに倍増しそう。こちらでも“イヤホンガイド付き”入場券があるそうで、私も次回はイヤホンガイドを頼もうと思っています。

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唄方のまねっこ。これもまた狭くって窮屈でお座布団は薄かったなぁ。正座は痛くてつらいし、大変なお仕事です。
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女形のみなさんの美しい所作をうっとり眺めていましたが、実際に藤の花を持って、くるっと回ってみたところ、おっかなびっくり&雑な動きに我ながら苦笑。藤の花、重かったです。

さて、歌舞伎座タワー5Fには、人気の屋上庭園や寿月堂もあり、いつも大混雑。でも、いま最も気になっているのが、エレベーターを降りた右にある
スタジオアリス歌舞伎写真館なのです。

こども写真館として、日本全国に展開するスタジオアリスですが、子供だけじゃなく、大人もOKの歌舞伎扮装写真がここでは撮れるみたい。華やかな衣装、化粧や仕度は、もちろん松竹クオリティ。きっちり時間とお金を掛けて、なりきるプレミアムなコースもあれば、扮装なしで、歌舞伎を観に来た記念に歌舞伎座や幕間を背景にした合成記念撮影なんていうコースもあります。すごいわぁ!

仮装とか扮装にほぼ縁のない人生だったので、歌舞伎の扮装をして撮影するプレミアムコース、正直かなり興味があります。が、もしやったとしても、こちらにはアップせず、永遠の秘密としてフォトパネルとCD-ROMは墓場まで持っていくつもり・・・・・。私、意外と恥ずかしがりやさんのおとめ座なのです♥